iPS使わず神経細胞 米スタンフォード大学マウス実験 |
神戸新聞の1月28日の記事でも標題のNewsが紹介された。
各誌での紹介をされていたBlogへTBさせていただきます。
線維芽細胞(Fibroblast)から特定の遺伝子 Asc11、Brn2、Myt11を組み合わせて
iPS細胞を経ずに神経細胞を作製することに成功したとの記事が1月28日の
英国科学誌ネイチャー電子版に掲載された。
上記はマウスの尾から採った線維芽細胞(Fibroblast)から作製されたものである。
また、情報伝達にかかわるシナプスを形成する機能も確認された。
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関連情報2(慶応大 岡野教授の研究成果)By毎日新聞報道
関連情報3
朝日新聞の2010-2-2では理化学研究所の笹井芳樹グループディレクターは
「iPS細胞の方が利点が多いが体内の遺伝子治療など新たな研究や治療の
選択肢として発展が期待できる」とのコメントを報道しています。
また京大の山中教授は「再現性やヒトでも同じかなど検討が必要だが用途によっては
iN細胞も使われる可能性があるとコメントされています。