浄徳寺 in 神戸市須磨区月見山 on 2010-4-3 |
写真の撮影日はすべて2010-4-3です。
住所:神戸市須磨区北町1丁目4-28 TEL:078-731-0536
地図はこちら。
浄徳寺の基本情報:山号は月見山 高野山真言宗
開基は平安時代も終わりに近い頃、久安2年(1143)仁海上人による創建です。
山号の月見山は在原行平の歌から取ったと言われています。
天井川の自然堤防上にあるため、集落側から見ると、高い位置にあり、
お月見の適地であったと思われます。
本尊の薬師如来は、須磨にわび住まいした在原行平が、都に帰れるようにと
祈ったとも伝えられ、「稲葉薬師」と呼ばれる。また、寿永の源平合戦の兵火の被害を
まぬがれたので「火除けの薬師」とも言われているそうです。
上の写真は大通りから浄徳寺に入る路地の入口です。
上の写真は浄徳寺の入口です。
当日(2010-4-3)はポカポカ陽気で桜が眼にもまぶしい位生き生きと咲いていました。
上の写真が本堂。
上の写真は鐘楼。
石碑があり、福原西国第六番札所という字と「影きよく照り渡るなり須磨の町
秋の月見る山寺の庭」という句が刻まれていました。
先の太平洋戦争(15年戦争)の空襲(1945年3月17日)の犠牲者の遺体が
天上川の河原で焼かれ、ち河原の砂が灰色になるほどだったそうである。
遺体の数は約300程度で多くは無縁仏であったそうである。
上の写真のように、太平洋戦争での戦没者の慰霊碑も多くありました。