神戸市兵庫区平野の賽神の碑と賽神の松 on 2011-11-3 |
写真を撮ってきましたので紹介します。
設置されている場所は有馬街道沿いで祇園神社と平野交差点の間にあります。
祇園遺蹟の発掘現場であった場所でもあります。
賽神は、その名の如く外から襲い来る疫神悪霊などを追い遣る神として祀られてきました。
また生者と死者、人間界と幽冥界の境を司る神ともされていた。
後世は性の神としてまた村境や峠、道の辻で旅行く人々の安全を守る神として信仰された。
上記のように村内と村外の境界や道の辻、三叉路などに主に石碑や石像の形態で祀られる神は
道祖神(どうそじん、どうそしん)と呼ばれる。中国から伝わった路傍の神である。
奥平野村を東西に通る古道街道が昔からあったようです。
古道街道と北の清水、宮の下と南の垣内、鈴麦を結ぶ小道があり賽神の松と道祖神は
両者の交わる辻に設置されていたようです。
上の写真は賽神の碑。
上の写真は賽神の松。
古道街道の沿道には以前小生のBlogでも紹介した東福寺や平野の一本松があります。
東福寺(小生のBlog)
平野の一本杉(小生のBlog)