平清盛ゆかりの地 in京都 その8 長講堂 |
写真撮影:2012-1-11
長講堂の基本情報
住所:京都市下京区富小路六条本塩窯町528
TEL:075-351-5250
宗派:西山浄土宗
本尊:阿弥陀三尊(阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩)
上の写真は平等寺の近くにあった地図の案内板から長講堂付近を抜き出した。
現地の説明書きより長講堂の説明を引用させていただきます。(一部加筆)
「寿永二年(1183)、後白河法皇(1127~1192)が晩年に過ごした院御所
「六条殿(ろくじょうどの)」内に建立した持仏堂(じぶつどう)が当寺の起こりである。
後白河法皇は譲位して上皇になってからも、三十余年にわたって院政を行い、
嘉応元年(1169)には、仏門に入り法皇となった。法名は「行真」
長講堂は、正式には「法華長講弥陀三昧堂(ほっけちょうこうみださんまいどう)」といい、
法華経を長時間講じ、阿弥陀仏を念じて精神集中の境地に入る道場という意味がある。
後白河法皇は、莫大な寺料を長講堂に寄進してその経済的基盤を築いたが、
没する直前に、長講堂とその所領を寵愛していた丹後局の子宣陽門院覲子内親王に譲った。
その後、第八十九代後深草天皇に譲渡され、以後いわゆる持明院統によって相続された。
もとは六条西洞院にあったが、度重なる火災のため転々と寺地を変え、
天正六年(1578)、豊臣秀吉によって現在地に移された。
本堂には、後白河法皇の臨終仏である本尊の阿弥陀三尊(重文)が祀られる。
御影堂には、毎年」4月13日の法皇忌にのみ公開される。
江戸時代初期に作られた後白河法皇座像(重文)が安置されている。」
上の写真は六条通りから観た長講堂の遠景です。
上の写真は長講堂の入口の門です。
上の写真は京の冬の旅の看板のアップ写真。
後白河法皇の像の写真があります。
第46回京の冬の旅のHP
上の写真は長講堂内の建物です。
上の写真は後白河法皇の像が安置されている建物に入る為の勅使門?です。
扉には皇室の菊の御門が入っています。
上の写真は後白河法皇直筆の過去現在牒です。
当日写真撮影禁止でしたので 蔵田敏明著の平家物語の京都を歩くよりコピーしました。
後白河法皇直筆の過去現在牒には
神武天皇から安徳天皇までの歴代天皇、平清盛入道
源為朝、為義、義行(義経)、妓王、妓女、佛御前の名も記されている。
上の写真は本尊の阿弥陀三尊(阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩)です。
参考サイト
平安京探偵団のHP