日時計と青葉の笛広場 in 須磨浦山上遊園 on 2012-10-7 |
の日時計写真を撮ってきましたので紹介します。
日時計は須磨浦山上遊園の観光リフトはりま駅の北方にある遊戯施設跡を
「日時計と青葉の笛広場」としてリニューアルされたものです。
青葉の笛をモデルにした針の部分上部に取り付けられた
太陽電池により、平敦盛ゆかりの青葉の笛、さらに源平合戦に関連の
つわものへの鎮魂歌の音楽が流れる仕組みとなっています。
上の写真は旗振山毘沙門天の堂のある場所から撮った「日時計と青葉の笛広場」と
明石海峡大橋方面のパノラマです。
3連休の中日で、天候も良く家族ずれを中心とした人達で賑わっていました。
青葉の笛の音楽は昭和の大俳優、故森繁久弥氏が唄っておられ、何か
引き込まれていくような味のある歌唱に心打たれます。
つわものへの鎮魂歌は 一の谷「青葉の笛」、屋島「源平おどり」壇ノ浦
「源平ながし唄」を夢野台高校吹奏楽部が組曲にしたものだそうです。
1992年源平の戦いより810年を記念して製作演奏されたものだそうです。
上の2枚の写真は日時計のアップ写真です。
当地の日時計の特徴について現地の説明板より引用させていただきます。
「針の部分は潮風に強い、耐久性のある兵庫県産ヒノキ
を使い、芯材はブラジル産「パープルハート」と言って、
紫外線にあたると赤紫色に変わる"幸せになる木で”
仕上げています。
青葉の笛をモデルにした針の部分上部に取り付けられた
ソーラー太陽電池により、当地に因む音楽をお届けします。」
また日時計のしくみについて現地の説明板の写真を撮りましたのでアップします。
(下の写真)
影を作る針の角度をその土地の北緯(緯度)に一致させることで正確度が
増すようですね。ここの日時計では34.6度。
上の写真は現地の説明板に書かれていた平敦盛を中心とした家系図です。
平清盛の弟、平経盛(たいらのつねもり)の子供で平清盛の甥にあたります。
平敦盛に関して小生のBlogにリンク&TBしておきます。
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青葉の笛に関しても小生のBlogにリンク&TBしておきます。
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