卑弥呼の五尺刀の展示 on 2012-12-2 |
展示されていた卑弥呼の五尺刀の展示の写真を紹介します。
展示の品物は刀匠河内国平先生が日本刀の製造技術で製作された素環頭太刀です。
(下の写真)
魏志倭人伝によれば卑弥呼は魏の皇帝から「親魏倭王の金印」の他に銅鏡100枚
真珠と鉛丹を夫々50斤、白絹50匹、金八両などとともに五尺刀二口を賜りました。
この頃の太刀は素環頭太刀(すかんとうたち)と呼ばれる柄頭に環状の飾りを
もつものだったそうです。(展示の説明書きより引用)
上の写真は展示の説明書きです。
5尺は1尺=23cmですので115cmの太刀です。
伊都国の遺跡がある前原市(現糸島市)の上町向原遺跡から出土した約120cmの
太刀が「五尺刀二口」のうちの一つという説もあります。
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