神戸市北区 淡河(おうご)八幡神社訪問記 on 2013-4-14 |
撮ってきましたので紹介します。
淡河(おうご)八幡神社の基本情報
住所:神戸市北区淡河町勝雄35 TEL:078-959-0436
御祭神:底筒男命(うわつつのおのみこと)、安閑天皇、応神天皇
年中行事:1月1日 元旦祭
2月3日 節分 交通安全祈願
2月11日 御弓神事(延宝5年(1677)の古文書に記載
兵庫県指定無形民俗文化財
6月11日 古代米植初式
10月第1日曜 例大祭 渡御神事
神戸市のサイトに行事の詳細が紹介されています。
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/folk/entertainment/case/5_8ougo/1001.html
11月23日 新嘗祭、神楽奉納
現地の説明板よりそのまま引用させていただきます。
「淡河八幡神社
有馬氏 八幡神社本殿造立(増立)
ご存じ、中央競馬会暮れのグランプリ『有馬記念』は農林大臣有馬頼寧氏の数々の功績を
称え、記念して出来たレース。この有馬頼寧氏の先祖が有馬則頼・豊氏父子で則頼は
三津田(満田)城で生まれ、後に淡河城主 淡河氏を滅ぼして淡河城主となる。
ここに誕生したのが豊氏。有馬氏は八幡神社を祈願所として崇敬し、ご本殿をさらに
大きく造立した。
後に有馬氏は、豊臣秀吉の勢力拡大に多くの功を残し、秀吉の恩恵を受け久留米21万石
の大名となり、益々の発展を見たのである。
※淡河氏は鎌倉時代に淡河城を築き淡河の城下を整備。
もちろん八幡神社は、淡河氏の崇敬祈願所でもありました。
淡河氏一族は今なお、全国各地で名士として活躍されています。
淡河八幡神社 ご祭神
本殿 奈良時代より 底筒男命
本殿 平安時代より 安閑天皇
本殿 鎌倉時代より 応神天皇
末社 (表参道) 武内宿禰命
末社 (裏参道) 大山津見神
遙拝所(裏参道) 天満宮
遙拝所(境内上) 伊勢神宮
銅 像(境内上) 神馬一体
句 碑(表参道) 坂井県知事
杜山悠(3年連続直木賞候補)
淡河町自治協議会」
上の写真は淡河八幡神社の入口
参道を進んで行くと右手に弓道の練習場があります。
参道からみた拝殿と拝殿のアップです。
拝殿は再建されてから時間が経っておらず真新しい拝殿であった。
拝殿には「往来安全」という坂井時忠兵庫県知事による額が掲示されていました。
上の写真は伊勢神宮遥拝所。
上の碑は3年連続直木賞候補の杜山悠氏の文章で藤本 彰氏の献納によるものです。
「故郷とは いわば人の心の原典だといえようか---------」
上の写真は「ふるさとに生きる」と書かれた碑で坂井時忠兵庫県知事によるものです。
上の2枚の写真は有馬氏建立の本殿です。立派な建物でした。
上の写真は境内摂社の一つで長寿の神様 武内宿祢命(たけのうちすくねのみこと)が
祀られています。
上の写真は手水舎の建屋と敬神の石碑。