おしゃたか舟神事 in 明石岩屋神社 on 2013-7-21 |
神戸新聞の2013-7-17でもおしゃたか舟神事の解説が大々的に掲載されていました。
おしゃたか舟神事の起源は、成務天皇13年(143)6月15日の勅命により淡路島岩屋より
御遷されたのが始めとの伝説があり今年は御鎮座1870年になるとのこと。
岩屋神社の基本情報
住所:兵庫県明石市材木町8-10 TEL:078-911-3247
公式HP:http://iwayajinjya.com/
御祭神: 伊弉諾命(いざなぎのみこと)、伊弉冊命(いざなみのみこと)
大日霎命(おおひるめのみこと(天照大神))、月読命(つくよみのみこと)
素盞鳴命(すさのをのみこと)、蛭子命(ひるこのみこと(恵比須神))
上の写真は2013-7-21 10時10分頃の岩屋神社境内です。すでに拝殿で神事が
始まっていました。
上の写真は出番を待つおしゃたか舟です。
上の写真は拝殿の中で行われている神事の様子です。
宮司、猿田彦、前浜六人衆、氏子総代などが入っておられます。
上の写真は港での茅の輪くぐりで使用される茅の輪です。
上の写真は神事を終えた人々が太鼓と宮司を先頭に猿田彦が続き拝殿の前の茅の輪を
くぐり500mはなれた海岸に向かいます。
上の写真は海岸での神事の様子です。
上の写真は神饌餅まきの様子です。
上の写真は出番を待つおしゃたか舟と海に入る氏子。
明石漁協青年団の団員が勤めます。頭には赤鉢巻き、六尺褌の勇姿です。
上の写真は祭りのクライマックスのおしゃたか舟の海上渡です。
榊をつけた1.5mのおしゃたか舟を「おしゃたかー」という掛け声とともに前方に
舟を飛ばして進みます。
「おしゃたか」とは明石の方言で「おじゃったかなぁ(おいでになったか)」が
なまったものであり、この場合は「神様よくおいでくださいました」という意味である。神事は1870年前、淡路の岩屋から同神社のご神体を運ぶ際、地元住民が沖まで泳いで
出迎え、「ご神体と一緒に乗船するのは恐れ多い」と泳ぎながら舟を押して明石海峡を
渡ったというのが由来である。昭和49年(1974)に明石市の無形民俗文化財に指定された。
以前は旧暦の渡航日、6月15日におしゃたか舟神事が行われていたが昭和60年(1985)
より7月の第3日曜日に斎行されるようになり、現在に至っているそうです。
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