神戸六甲アイランド及び淡路島でメガソーラー発電所の開所式 on 2013-8-29 |
が行われました。
当日18:10からのNHKニュース神戸発でその模様が報道されていました。
関連の情報も含めて書き留めておきます。
(1)六甲アイランドのメガソーラー発電所
KOBEろっこう・かもめ発電 ノーリツ神戸港太陽光発電所が正式名称。
上の写真は2013年8月29日に行われたKOBEろっこう・かもめ発電
ノーリツ神戸港太陽光発電所の開所式の様子です(上述のNHKニュース神戸発より)
左から國井総一郎・ノーリツ社長、花木章・神戸市みなと総局みなと振興担当局長(来賓)
小川卓二・エスイーエム・ダイキン社長(施工者代表)。
神戸市では2012年より神戸市が所有する港湾施設の屋上で太陽光発電を行う事業者に
施設の屋根を有料で貸し出す事業を進めており今回はその第1号。
神戸市の貸し出し施設は「六甲アイランド地区航空貨物上屋」の屋根で面積は約2.4ha
2013年3月、神戸市は政府より「環境モデル都市」に選定されました。
神戸市は「KOBEろっこう・かもめ発電」という事業を進めており今回のものはその一環
でもあります。
発電した電力はすべて電力会社に売却される。
上の写真は屋根貸し太陽光発電の現場写真です(同じくNHKニュース神戸発より)
太陽光パネル4942枚を設置。建設費は約3億3千万円。発電規模は出力約1・2MW。
年間発電量は約120万Kwh。一般家庭約220世帯分に相当するという。
CO2削減量は約600t/年。
設置場所:神戸市東灘区向洋町東4丁目16番地 六甲アイランド地区航空貨物上屋
(2)あわじ佐野新島 夢ソーラー
上の写真は2013-8-29のあわじ佐野新島 夢ソーラー1・2発電所開所式のテープカット
の様子。運営会社クリハラントの嶋田雅景社長や淡路市の門康彦市長らがテープカット。
クリハラントの公式HP
(NHKニュース神戸発より)
上の写真はあわじ佐野新島の位置と太陽光発電施設。
出力250ワットの発電パネル(モジュール)約5200枚を設置。
設置面積11ha(=11万㎡)
年間発電量は1.24MW。約340世帯分の電気を賄えるという。
発電した電気はすべて関西電力に売電する。事業期間は2033年8月まで。
県の事業を含めた総電力出力は8MW
淡路島はあわじ環境未来島構想の地域活性化総合特区「あわじ環境未来島特区」に
平成23年(2011)12月22日に指定されておりその一環としての事業でもある。
上の写真は2013-8-24に兵庫県立図書館で行われたエネルギー関連セミナーで兵庫県の
淡路県民局公園島推進室未来島推進室の常陰 朗雄氏が使用されたパネルで淡路島の
太陽光発電は将来的に100MWの出力をめざしておりその建設予定地を示したものです。
淡路島に世帯数53,131世帯の中の約56%の29,000世帯をカバーできる電力である。
上の写真はポートアイランドの青少年科学館のパネル展示からのもので太陽光発電の
原理図である。
太陽光のエネルギーは1年間の累計で13億Kcalの1兆倍である。
人間が1年間に使用しているエネルギーの2万5,000倍もある。
30%は地表に届かず雲など大気圏で反射されるエネルギー。
23%は気象現象のために利用。
残りの47%が地表に届く太陽のエネルギーである。
太陽からのエネルギーの5,000分の1はプランクトンや植物の光合成に使用され
炭水化物のかたちで貯められる。
地熱エネルギーは光合成に使われる太陽のエネルギーよりやや少ない。
以上の文章は青少年科学館の展示よりの引用。