旧塩屋村 若宮神社 |
住所:神戸市垂水区塩屋町4丁目14-9 地図はこちら。
境内の旧塩屋村若宮神社の由来より引用させていただきます。
「旧塩屋村は摂津と播磨の国境に位置し、古来より顕宗天皇・仁賢天皇・安閉天皇を御祭神と
してあがめて参りました。江戸初期より伊勢講中(伊勢参宮を目的とした講。旅費を積み立て、くじで代表を選んで交代で参詣した-大辞泉より-)が出来、お伊勢参りのおり村人達が道中、大阪の四天王のひとつ愛染明王へお参りし、お札を受けてきたと古老よりいい伝えられている。
また梅ケ崎天神は旧東畑の岬にお祀りしていた所、浜地も無くなり明治初期に合祀されたと伝えられている。三宝荒神は火の神様で江戸中期に旧塩屋村が大火に遭い村が全焼した為に
三宝荒神主を祭神としてあがめて参った所以であります。昭和63年6月吉日」
もともと塩屋は三里浜と呼ばれ、須磨の塩家と云われていた、潮の干満を利用して製塩をしていたところで、「須磨の海士の塩焼衣間遠にしあればまだ着馴れず(万葉集)」と歌にも詠まれています。----神戸の神社より引用-----
これより写真を載せますが写真はすべて2007年12月7日の撮影です。
下の写真は塩屋若宮神社の入口で塩屋協議会による若宮神社再建祈願の旗が大きく眼に
入ります。
下の写真のように2007-11-7現在、拝殿、本殿はありません。
平成17年(2005)の台風23号による崖崩れで拝殿、本殿は倒壊したそうです。
年間行事では7月25日の天神祭での奉納行灯、10月12日の秋祭りがあります。
下の写真は拝殿、本殿の西側にある社で右より戎神社、梅ヶ崎天満宮、三宝荒神、愛染明王、石の神様、豊高稲荷大明神で若宮神社の末社として五社を御祭してあります。
したの写真は狛犬、