大黒天 福海寺 |
大黒天福海寺の大黒祭(柳原十日戎大祭 大黒祭)にも寄りましたので紹介します。
福海寺 住所:神戸市兵庫区西柳原町10-10 TEL:078-671-6242 地図はこちら。
大黒祭は毎年1月9,10,11日に柳原えびすと共に開催されます。毎年30万人程度の人出で
賑わいます。
福海寺は康永3年(1344)足利尊氏により開かれ、室町将軍家から厚い庇護を受けた臨済宗
の寺である。兵庫七福神のひとつである。
TVで言ってました。子供の頃から毎年大黒さんに行ってから、えべっさんに参ってるので一安心しました。
阪神大震災で全壊した臨済宗・福海ふっかい寺本堂(神戸市兵庫区)で奇跡的に残った本尊・釈迦如来坐像ざぞう(高さ69センチ)が、奈良時代後期(8世紀後半)に制作された可能性の高いことが松浦正昭・元富山大教授(仏教美術史)の調査でわかった。エックス線撮影で、8世紀後半に盛んだった技法「木心乾漆造もくしんかんしつづくり」が使われていたことを確認した。
大橋一章・早稲田大名誉教授(東洋美術史)は、平城京の官営工房で造られた可能性を指摘。「技法と外観の特徴から見て国の工房で造られたのではないか。貴重な木心乾漆像が奈良の都以外で見つかったことは意義深い」と語る。
本尊の由緒を知らされた福海寺の中野文吾住職(41)は「阪神大震災のみならず、奈良時代から幾多の困難を乗り越えてこられた仏様だったとわかり、感動している。大切に後世に受け継いでいきたい」と話している。
(2014年1月5日 読売新聞)