零八憲章 |
中国の草の根民主の動きで、当局の今後の動向が注目される。
零八憲章を検索してみると前言から結語までの4章で構成されており303人の連名で
起草されています。全文はこちら。
日本語の訳文(勝手にリンクさせていただきました)
反体制活動家の劉暁波氏がリーダーとなってまとめられたものです。
内容としては次のような主張があります。
憲法改正、3権(立法、司法、行政)分立、軍隊の改革、公職選挙の実施、戸籍制度を
やめる、結社の自由、言論の自由、宗教の自由、財産の保護、財政改革、社会保障の確保
連邦の共和、環境保全などに関する主張で画期的な内容である。
303名の連名に名を連ねている人の中には于浩成(北京,法学家)、茅于轼(北京,经济学家)
刘晓波(北京,作家)、李大同(北京,记者)などの名前が知られた人達も入っています。
この動きの底流にあるものは中国における政治エリート、経済エリートなどと庶民との
格差があまりにも開きがあり中国国内での不満が鬱積しているのでは?
また改革開放路線の中で1949年の中国建国時に約10%であった都市人口が
2005年には43%程度になっている都市化及び中国経済の発展による影響も
あるのかな?と思います。
Blogの解説でよくまとめられている記事はこちら。
英文による零八憲章の内容の翻訳
英文による紹介はこちら。(コメント記事もあり)
中国人権に関する英文記事。