牛肉の小売は神戸が初。神戸月下亭の牛鍋 |
神戸港開港以降ハイカラ都市として進取の気性が根付いており現在も
先端医療の現場などの分野で日本の先駆的な役目を担っています。
神戸が発祥の事象は多くありますが、神戸牛の発祥と言う観点から
牛鍋の誕生(月下亭)と牛肉専門店(大井牛肉店)の誕生について記します。
まず牛鍋は明治2年(1869)神戸元町通に牛肉店の関門月下亭が開業しています。
但し、元祖は明治元年(1868)東京芝に開業した牛鍋屋中川といわれる。
牛肉専門店については明治4年(1871)岸田伊之助氏が相生橋東詰めで
大井牛肉店(大井肉店)を開業しています。
住所で言うと元町7丁目
当初は居留地の外国人向けとか神戸港に入る外国客船向けであったが、明治15年(1882)
一般の人向けの肉の小売も始まりました。
これは日本初のことである。
大井牛肉店の明治時代の建物は昭和41年(1966)明治村に移築されています。
http://ameblo.jp/waseda708/entry-11226834442.html
この建物は大井肉店の本店で明治20年(1887)ごろの建築と言われています。
またギヤマンのステンドグラスが輝く木造2階建ての洋館でした。
神戸が発祥のサイトで上手くまとめられているサイトがありましたのでリンク
させていただきます。
神戸はじめ物語へのリンク2
神戸はじめ物語へのリンク3
2013-8-11一部加筆