コンテナ船らいん丸搭載の蒸気タービンエンジン(高圧タービン) |
蒸気タービンエンジン(高圧タービン)です。 2009-7-17撮影。
以下説明書きより要約引用させていただきます。
「この展示物は昭和47年(1972)三菱重工(株)神戸造船所で建造され、
ヨーロッパ航路に就航していた大阪商船三井船舶(株)(現在は(株)商船三井)の
コンテナ船らいん丸(51,041トン)に搭載されていた船舶用蒸気タービンエンジンの
高圧タービン部です。蒸気タービンエンジンはボイラーで発生させた蒸気を羽根(ブレード)
に吹き付けて回転させ、これによって生じた回転力を推進器(プロペラスクリュウ)に伝えて
船を動かします。
最初の勢いのある蒸気を受け入れるところで、通過した蒸気は低圧タービンに導かれ
効率よく動力をプロペラスクリュウに伝達します。
形式:三菱ウエスティングハウス・マリン・スチームタービンエンジン
(三菱衝動式復水タービン MS40)
出力:40,000PS×135RPM
全長: 約4m 幅: 約3m
高さ: 約3m 重量: 約12ton
寄贈者:(株)商船三井
展示協力:三井造船(株)、三菱重工(株)、井本商運(株)
廣瀬造船(株)、商船海運(株)