元宮長田神社(その2) 菅の井広場 |
2007年10月の訪問記はこちら。
現在は神戸市が菅の井広場として整備をして復元されています。
以下2009-7-31撮影の菅の井広場です。
現地の案内板より要約引用させていただきます。「伝説によれば延喜元年(901)
菅原道真が九州大宰府に左遷され、その道中、
風雨をさけて須磨に一時上陸した際、浦人たちは魚網の大綱を巻いて円座をつくり、
菅原道真に休んでいただいといわれています。
その時に西須磨の旧家・前田家から井戸の水をくんで差しあげたところ、
大いに喜ばれて自画像を前田家に与えたといわれています。
前田家では、その井戸を「菅の井」と名付け、
この水で銘酒「菅の井」を作って毎年太宰府天満宮へ
献上していたと伝えられている。
前田家は神功皇后の時代からの豪族でその屋敷にあった「菅の井」
「菅公お手植えの松」「杜若(カキツバタ)」が今も保存されています。
「須磨の前田のカキツのなかにアヤメ咲くとは知らなんだ、
咲いてしおれてまた咲く花は須磨の前田のカキツバタ」
などと唄われたそうです。