公立の美術館・歴史博物館における指定管理者制度の導入状況 |
見てみると平成19年(2007)2月現在、全国の公立の美術館・歴史博物館550館
のうち指定管理者制度を導入している館は93館である。
93館の詳細については文化庁のHP参照。
93館のリストの中に、兵庫県の美術館・歴史博物館は見られない。
指定管理者制度は地方自治法の一部改正 (平成15年(2003)6月13日公布,同年9月2日施行)
及び平成18年(2006)5月26日に成立の「競争の導入による公共サービスの改革に関する法律 」
により市場競争原理を地方自治体の公共施設において導入するものである。
2006年9月が地方自治体の適用期限であった為、大部分の自治体が指定管理者制度を導入し
ほぼ3年が経過した。
指定管理者制度の狙いは下記のとおりである。
(みずほリポート Page3 2006年11月16日より引用)
1)施設の管理運営コストの削減
2)施設サービスの向上
3)既存施設管理手法(外郭団体等への管理委託)の見直し・改革によるう行政組織改革
4)行政コスト削減の一環
5)行政サービス全般の質的向上
6)管理主体(担い手)の発掘・育成による住民自治の拡充・地域活力の向上
7)行政組織のスリム化の一環
民間セクターの参入率は約10%(民間企業 8.2%、NPO 1.9%)
数値の羅列や引用だけの主張のない文章となりましたが、本日は時間もないので
このへんでとどめておきます。