落合中央公園の珪化木 |
白川の植物化石は3,500万年前に古神戸湖の湖底で火山灰が体積した
凝灰岩の中から植物化石が見つかります。
落合中央公園(神戸市須磨区中落合3丁目1の名谷駅からの入口附近に
本日紹介します珪化石(珪化木、珪化木石、木化石) があります。
下の写真 2009-8-23撮影
英語では Pertrified wood 又はFossil wood stone
Wikipediaによれば珪化木は植物化石の一種で
「木化石とも呼ばれるように、古代に何らかの原因で土砂等に埋もれた樹木が、
膨大な年月をかけ地層からかかる圧力により木の細胞組織の中にケイ素と酸素、
水素との化合物であるケイ酸を含有した地下水が入り込むことによって、
樹木が原型を変えずに二酸化ケイ素(シリカ)という物質に変化することで、
石英や水晶などと同様に固くなり、化石化したものである。」
落合中央公園に残された珪化木は神戸層群の白川累層(Shirakawa F.)
から発掘されたものです。
今から3,500万年前に新生代(Cenozoic )第3紀(Tertiary 1,800万年~6,500万年前)
神戸市西部から北部さらに三田にかけて古神戸湖と呼ばれる大きな湖がありました。
この古神戸湖に積層したのが神戸層群(The Kobe group)です。
この附近には古明石湖と呼ばれる350万年前に出来た湖もあります。
神戸層群についてはこちらの解説がわかりやすく解説されていますのでリンクさせていただきます。
神戸市在住のものです。
神戸層群についてしらべていたら、こちらのページに行きつきました。
立派な珪化木ですね!
僕も珪化木は持っています。
いま、一番きれいなものをツイッターに挙げているので、よかったら見てくださいね。
ブログは、アメーバですが、神戸層群について書いていくつもりです。
もし、宜しかったらお立ち寄りください。
それでは。
また、堆積環境も以前考えられていた「古神戸湖」のような大きな湖はなく、現在では、河川の氾濫による堆積物だとされています。
神戸層群について最新の研究を交えながらブログで書いていくつもりなので、ぜひご覧ください。
素人ですが、どうぞよろしくお願いします。
コメントありがとうございました。神戸層群について私もあまり詳しくないですが北須磨文化センターに勤務していた時に兵庫県立ひとと自然博物館(ひと博)の半田久美子主任研究員に植物化石と神戸層群について講演していただいたことがあります。ひと博には故堀治三朗さんと高岡得太郎さんの収集化石が保管されています。
高岡得太郎氏に関して以前に聴講した講演の内容について下記ブログでまとめています。よろしかったらご訪問ください。 http://seiyo39.exblog.jp/19289270
御親切にブログもいただいてありがとうございます!
僕も高岡さんの会に3年ほど前入らせていただいています。
ひとはくの半田さんにもいろいろと親切にしていただいています。
高岡さんや山本さんは現生の植物にすごく詳しいのでびっくりします。
ぼくもせめて化石になる植物くらいは覚えたいです。
須磨離宮公園にも来ていただきありがとうございます。
現在はあいな里山公園にて化石展をしています。
4日までですが、よろしかったらお越しください。
高岡さんの講演の様子も詳しく載せておられましたね!
有難うございます。
コメント ありがとうございました。 あいな里山公園には8月30日(火)に訪問させていただきました。化石展示の会場の前に珪花木が展示されていましたがデジカメ電池切れで撮影できず残念なことをしました。
来館していただいたのですね。
僕が当番の日なので、いたかもしれません。。。
ルーペをもって詳しく観察されていた方ですかね?
違うかったらすみません。
僕もまた、今日そこそこ大きな珪化木を採ってきました。
有難うございます。