纒向(まきむく)遺跡現地説明会 on 2009-11-14 |
一般向けの説明会がありました。
纒向(まきむく)遺跡の9月から始った調査(166次調査)の結果、大型の
建物跡(南北19.2m×東西12.4m 面積238.08㎡)Dが出土された。
昭和53年及び昨年(2008)に発見されていた建物A(南北1.3m×東西4.8m)と
建物B(5.2m×4.8m)に較べて非常に大規模で邪馬台国の女王卑弥呼が
活躍した3世紀前半のものであることが出土品から推定されています。
邪馬台国がどこにあったかは江戸時代から議論されており九州説と畿内説が
あるが今回の発見で畿内説の勢いが復活しそうな雲行きになっているようです。
本日(2009-11-14)は朝からの雨にも関わらず1時までに2,000人程度の
見学者があったと報道されています。
明日の見学会も含めて1万人以上の見学者が見込まれているようです。
現地説明会の詳細なWebサイト
纏向遺跡の現地説明会資料 (纏向学研究センター)
http://www.city.sakurai.nara.jp/maki_c/info/gensetsu.html