卑弥呼の宮殿? 謎の巨大建物 in 纒向遺跡 |
纒向遺跡で発掘された大型の建物に関しての紹介があった。
スタジオゲスト は大阪府立近つ飛鳥博物館 館長の 白石 太一郎さん
NHKのクローズあっぷ現代と11月14日の現地説明会資料から
建物の写真(CGによる想像図)を紹介します。
纒向(まきむく)遺跡は奈良県櫻井市の北部にあり東西2Km、南北1.5Km
の遺跡で昔から六街道(山の辺の道、伊勢街道、忍坂街道、多武峯街道
磐余の道、大和長寿道)が交わる交通の要所であり、さらに古大和川の
支流を含め水運も発達したところであり邪馬台国の可能性が最も高い
遺跡である。卑弥呼の墓という説もある箸墓(はしはか)古墳もあります。
地図はこちら。
上の写真は纒向遺跡の全体の写真(JR纒向駅の案内板にあった写真。
上の写真は11月14日の現地説明会の写真です。
小生のBlogで紹介した現地説明会の様子はこちら。
上の3つの写真はNHKクローズアップ現代で解説紹介された建物C,DのCG及び
空から見た今回大型建物が発見された発掘現場の写真。
上の2枚の写真は現地説明会で配布された資料の建物C、Dの図。
以前に発掘されていた建物A,Bを含め4棟が東西方向に1直線に並んでいるのも
大陸文化の影響で宗教的要素も高いと解説されていました。
中央手前の3つが在地の土器でそれ以外は搬入された土器だそうです。
上の2枚の写真櫻井市埋蔵文化財センターに展示されていた3世紀を中心とした
出土土器です。その頃に大和以外から持ち込まれた土器は15%以上になるとのこと。
大和以外の産地の分布について円グラフにまとめられていました。