二代目明石城主松平庸直の五輪塔 in 明石天文台 on 2010-7-15 |
テーマに明石天文台で見つけた松平庸直の五輪塔とともに写真紹介
します。
上の写真は二代目明石城主松平庸直の五輪塔です。
松平丹波守庸直(まつだいらやすなお)について下記に述べます。
元和3年(1617)戸田氏嫡流である松平康長の三男として生まれる。
寛永9年(1632)に父の康長が没したため跡を継いで松本藩主に就任。
兄・松平忠光がいたが、早くに世を去り嫡子となった。
翌寛永10年(1633)、明石藩に7万石で移封し2代目の城主となった。
しかし翌年の 寛永11年5月12日(1634年6月7日))上洛途上鈴鹿にて18歳で没した。
甥で養子の松平光重(松平庸直の兄松平忠光の長男)が跡を継いだ(3代目城主)。
しかし、寛永16年(1639)松平光重も美濃国加納藩に転封となった。
子は養女(松平忠光の娘、前田利意正室)。官位は従五位下。
明石城主について調べてみましたので以下に記します。
明石城の築城は元和4年(1618)で初代城主は小笠原忠真。
この頃船上城から現在の明石城の位置に築城されました。
2代目城主は松平庸直(1633-1634)
3代目城主は松平光重(1634-1639)
4代目城主は大久保 忠職(1639-1649)
5代目城主は松平山城守忠国(1649-1659)
6代目城主は松平日向守信之(1659-1679)
7代目城主は本多政利(1679-1682)
8代目城主は松平直明(1682-1721)
以降松平(越前)家が廃藩置県まで明石城主として続いた。
松平(越前)家の菩提寺は長寿院である。
上の写真は明石天文台の子午線での記念撮影。
上の写真は明石天文台。本年(2010)の5月29日からリニューアルオープンと
なりました。
明石城に関して小生のBlogを紹介します。
明石の城下町の遺構が昨年8月明石市西新町で発掘されていますのでその記事も
紹介します。
明石市西新町の遺構。