神戸沖埋立処分場 |
場所は六甲アイランドの南側にあります。
神戸沖埋立処分場は平成9年(1997)2月に着工し、平成13年(2001)
に完成し、2001年12月21日より利用されている管理型の最終処分場です。
護岸の築造費(鋼矢板式直立堤護岸)は541億円の費用がかかっています。
がれき類、燃え殻、ばいじんなどが兵庫県内では神戸基地、尼崎基地、
播磨基地、姫路基地、津名基地から廃棄物運搬船で運ばれてきます。
現在の廃棄物の収容計画値は一般廃棄物800万㎥、産業廃棄物+災害廃棄物
400万 ㎥、陸上残土300万 ㎥の合計1,500万 ㎥です。
こちらの事業者は大阪湾広域臨海環境整備センター です。
フェニックス事業とも言われています。
大阪湾広域臨海環境整備センターは「広域臨海環境整備センター法」に則って
近畿2府4県、175市町村、港湾管理者4団体の共同出資によるものです。
大阪湾には第1期工事で泉大津沖埋立処分場と尼崎処分場が建設されました
これらの埋立場は現状でほぼ満杯に近い状態です。
第2期の工事で神戸沖埋立処分場の他に大阪沖埋立処分場(計画量 1,400万㎥)
があり平成21年(2009)10月30日に完成式典があり利用開始されています。
現在、神戸沖埋立処分場では、10tトラックにして800台分の8,000tを埋め立てている。
15mの水深があったが、約5mとなり、計画投棄容量1500万m3の約53%が埋まって
いるとのことです。(2008年3月時点)
計画値では平成33年までのゴミの残存物を投棄することが出来る計画となっています。
上の写真が六甲山から撮った六甲アイランド沖の神戸沖埋立処分場です。
上の図は神戸市みなと総局が作成した神戸港便覧(2009/2010)の中から
撮ったもので南側が上になってしまったので見づらいとは思いますが
最終てきには333haの計画(点線の台形部)に対して現在は88haが完成運用
されています。
Exciteの地図では載っていませんでした。