静岡市訪問記 その3 三保の松原 エレーヌの碑 |
説明書きよりエレーヌの碑の謂れを記します。
「日本の能楽羽衣に傾倒したフランスのバレリーナ エレーヌ ジュグラリスは
1951年7月 憧れの三保の松原を見ぬままパリで没しました。
この碑は 私の髪をぜひ羽衣の松近くに埋めて欲しいという彼女の遺言により
建てられたもので、この碑の下には彼女の遺髪が埋葬されています。」
夫であるマルセル ジュグラリス氏は1991年10月13日にこの地を訪れ、
記念の植樹をされています。
エレーヌ ジュグラリスは1948年ギメー博物館の古いホールで羽衣の初上演を果たし、
その後も各地で『羽衣』の上演を続けたということです。
ご主人のマルセル ジュグラリス氏についての紹介