赤方偏移 Red shift |
紹介がありました。
私は天文学のまったくの素人なので言葉を意味を調べてみました。
Wikipediaによる説明では「赤方偏移(せきほうへんい、redshift)とは、
主に天文学において、観測対象からの光(可視光だけでなく全ての波長の
電磁波を含む)のスペクトルが長波長側(可視光で言うと赤に近い方)に
ずれる現象を指す。
波長λのスペクトルがΔλだけずれている場合、赤方偏移の量 z を
Z=Δλ/λ と定義する。
赤方偏移が起きる理由は遠ざかる音源からの音がドップラー効果により
低くなるのと同様、遠ざかる光源から発せられた光には赤方偏移がおこる。
すなわち、光のドップラー効果といえる」
NHKでも車が近づく時の音と遠ざかる音が違うことで説明されていました。
さらに番組では1917年に完成したUSAカルフォルニア州のウィルソン山頂の反射型
望遠鏡でエドウィン ハッブルは様々な銀河までの距離とその銀河のスペクトルを調べ、
ほとんど全ての銀河のスペクトルに赤方偏移が見られること、赤方偏移の量は遠方の
銀河ほど大きいことを経験を生かして発見した(ハッブルの法則)。
すなわち膨張する宇宙を初めて見出した。
それまでは銀河系だけだとされた宇宙がこの発見で1,000億個もの銀河が我々の
天の川銀河の外にあることとなった。
エドウィン ハッブルはアンドロメダ星雲が天の川銀河系から80万光年離れた場所
にあることもセファイド変光星を見つけることで観測発表した。
2009年現在、観測されている最も z が大きい(すなわち最も遠方にあると考えられる)
天体は、岡山天体物理観測所が観測した z = 8.2(距離にすると131億光年)の
ガンマ線バーストen:GRB 090423である。
赤方偏移のWikipediaによる解説
NHKの番組では宇宙の生成(ビックバン Big bang)から137億光年との説明から
Z値のさらに大きい天体が最近までに観測されたということである。