阪神淡路大震災で被災した浜手バイパスのRC橋脚、伸縮装置、支承 |
阪神淡路大震災の橋梁被害に関する案内板とともに、浜手バイパスの破壊された
RC橋脚、伸縮装置、支承の展示があります。
地震の振動のすごさを示すもので生々しい現実が伝わってきます。
阪神淡路大震災で被害があった橋梁の被害状況を後世に伝えるために設置
されたもので、復興にあたってはこの苦い経験を活かし耐震性能が強化された
ものになっているとの説明が書かれています。
地震で被害を受けた橋梁のRC橋脚(コンクリート橋梁)、伸縮装置、支承の展示の
遠景写真(撮影2010-9-29)
上の写真は橋梁及び伸縮装置。
上の写真は伸縮装置。
上の写真は支承。
上の写真は支承建設省近畿地方建設局 兵庫国道工事事務所が建てた説明板。
説明板の中の写真で被害を受けた支承
説明板の中の写真で被害を受けたRC橋脚
説明板の中の写真で被害を受けた伸縮装置
地震の揺れで大きくずれているのが判ります。
2011年1月15日神戸新聞朝刊 21面で、「伝える場所4」として上記の橋脚の
写真が取り上げられています。
橋梁の復旧再開は地震から472日後の平成8年(1996)5月2日になったと
説明版に書かれています。
国道2号線浜手バイパスは1986年に開通。中央区浜辺通りからJR神戸駅を
高架で結ぶ約3Kmの高架道路である。
橋梁が傾いたり、橋桁が落橋あるいは大きくずれた場所は国道2号線浜手バイパス
の他に2号ポートライナー、43号岩屋高架橋、171号門戸高架橋などが
被害を受けました。