神戸医療産業都市構想 |
まず、Wikipediaの情報他からその経緯を整理してみました
同じ趣旨でまとめられているものとしては
平成16年に神戸市が公表
したもので少し古いですが参考にリンクさせていただきます。
http://www.city.kobe.lg.jp/information/project/iryo/kenko/img/shiryou2.3.pdf
平成10年(1998)10月 神戸医療産業都市構想懇談会が設置
座長 井村裕夫先生(神戸市立中央市民病院長(当時))で
基本的枠組みが検討され、平成11年(1999)3月に報告書。
基本構想:http://www.kkr.mlit.go.jp/plan/kinki-shourai/pdf/shourai-sugata/kinki24.pdf
神戸市が平成22年8月18日に作成された都市再生基本方針の改定にかかる
地方公共団体ヒヤリング資料の資料-5 こちらのPage22に記載されています。
http://www.toshisaisei.go.jp/kihonhoushin_kaitei/3/5.pdf
平成11年(1999)8月 神戸医療産業都市構想研究会 (会員企業260社)
http://www.ibri-kobe.org/about/society.html
平成11年(1999)12月 先端医療センター(事業費132億円 平成15年4月全面開業)
及び発生・再生科学総合研究センター(=理化学研究所神戸研究所平成14年4月開設)
の予算化
平成12年(2000)財団法人先端医療振興財団が発足
先端医療振興財団のHP 平成12年(2000)2月 国の「新産業構造形成プロジェクト関連の復興特定事業」に選定
平成13年(2001)8月 都市再生プロジェクトに選定
大阪圏におけるライフサイエンスの国際拠点形成の一環として位置づけられる。
大阪府のHPに都市再生プロジェクトに関する資料が載っています。
http://www.pref.osaka.jp/kikaku/toshichiikisaisei/toshipro.html
平成14年(2002)4月 知的クラスター創成事業に選定
神戸市のHPでの紹介
平成15年(2003)4月 先端医療産業特区に認定
ポートアイランド及び神戸大学が中心となって高度医療技術の研究開発拠点を整備し、
医療関連産業の集積による神戸経済の活性化、市民福祉の向上、国際貢献を目指す
「神戸医療産業都市構想」を加速させるとともに、大阪北部の彩都構想や
播磨科学公園都市などとの連携により、関西全体のライフサイエンス(生命科学)分野の
スーパークラスター(研究・開発から事業化、産業化までを行う研究・教育機関や産業の
広域的な集積)の形成を図ります。
平成15年(2003)10月
健康を楽しむまちづくりの推進するためシステム検討委員会の設置
平成16年(2004)4月 健康を楽しむまちづくり懇話会が発足 平成17年(2005)3月
まで9回開催され報告書がまとめられました。
報告書へのリンク
http://www.hatsuratsu-kobe.jp/ebhnews/data/kondankai.doc
研究そのものではないが住民への啓蒙活動という意味で大切な活動の一つである。
平成18年(2006)7月 地域再生計画に認定
http://web.pref.hyogo.jp/ac07/ac07_000000023.html
懇話会から提言された8つのテーマ
1)健康づくり支援システム
2)喫煙被害防止プログラム
3)地域の食育拠点づくり
4)健康安心配食サービス
5)健康づくりの小道
6)歩く健康づくり
7)地域の運動拠点づくり
8)こうべ健康回廊
平成19年(2007)3月 神戸健康科学(ライフサイエンス)振興ビジョン提言
内容は平成19年(2007)7月14日更新の神戸市Webサイトに記載
http://www.city.kobe.lg.jp/information/project/iryo/vision.html
平成19年(2007) 文部科学省の第2期 知的クラスター創成事業に大阪彩都地域との
共同提案として採択(平成19年度~平成23年度)
http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/chiiki/cluster/1269956.htm
神戸大学、大阪大学、京都大学が連携協力 配布資料
平成19年(2007)7月
橋渡し研究支援推進プログラムの中で再生・細胞治療の橋渡し研究推進・支援拠点
として財団法人先端医療振興財団が責任機関として採択される
平成20年(2008)11月
先端医療開発特区(スーパー特区)に 先端医療振興財団の研究者が
代表となる2課題が採択
全体として採択されたのは24課題
http://www.meti.go.jp/press/20081118003/20081118003-2.pdf
1)ICRの推進による再生医療の実現 西川伸一氏 先端医療センター研究所所長
変形性膝関節症 自家培養豚軟骨利用
難治性角膜疾患 角膜上皮全層再生
多段階培養プロセスの自動化によるES細胞由来細胞の分化誘導
2)消化器内視鏡先端医療開発プロジェクト 田中絃一氏 先端医療振興財団
消化器がん診断及び治療に有効
オリンパス他と協力してMR内視鏡、三次元ナビゲーションシステム、
内視鏡診断治療用レーザーシステムなどを開発
上の写真(4枚)はキメックセンタービルから撮った研究施設の建物です。
ポートアイランドは1981年に埋立が完成し現在は1万5,000人以上が住まわれています。
ホテルも3つあり 先端医療都市の第2期分譲までで約3,700人の雇用が創出
されました。
ポートアイランドの医療関連企業は2010年8月26日現在で182社にのぼり現在も
増加しています。
日本は動物実験までの研究では、USA、英国、フランスについで4番目の位置にいると
いわれていますが臨床段階の研究の段階になると16番目に相当するそうです。
臨床研究においても世界のトップに並ぶ実力をもてるように頑張る必要があります。
2010年11月20日の見学会
今年は移転予定の神戸市民病院が7月4日に開業します。
また、「神戸国際フロンティアメディカルセンター病院」(KIFMEC)と称する
国際病院が2012年7月開設が予定されています。
この病院は生体肝移植の世界的権威で、「神戸国際医療交流財団」の理事長を務める
田中紘一氏が、中心となって臓器移植が行える病院となる予定である。