神戸市指定文化財(史跡) 木津の磨崖仏 |
木津の磨崖仏の写真を撮ってきましたので紹介します。
木津の磨崖仏は川池磨崖仏と呼ばれることもあるようです。
現地の説明書きより要約引用させていただきます。
「この道は、平清盛が神戸の福原に都を置いた頃(1168年)、
都から鵯越を経て三木方面や姫路方面への街道になっていました。
1184年には、源義経が此の道を通って鵯越に出て、一ノ谷で、
平家を討ったのは平家物語で有名になっています。
この街道を行き交う人の旅の安全を祈って刻んだのがこの磨崖仏です。
木津フレクシャーと呼ばれている断層の一部の礫岩壁に、縦32cm
横2.2mのくぼみを彫り、中央に阿弥陀如来座像、左右に3体ずつの地蔵菩薩
を浮き彫りにしています。、「丁亥 石大工兵衛 文正二天(1467年~室町中期)」
と刻銘が残っており、神戸付近で規模の大きいものでは、この磨崖仏と
太山寺の不動明王の磨崖仏の2箇所だけです。」
この季節ですので藤の紫が非常に美しい季節です。
木津の磨崖仏の近くにも藤の木があり写真を撮りました。
上の写真が木津の磨崖仏のアップ写真です。
上の写真は崖の全体図で磨崖仏のある位置も図示しました。
昔の三木街道、現在の太陽と緑の道も含めて磨崖仏の崖を撮りました。
木津の山道(ハイキングコース)に断崖が長さ100㍍に渡り露出しています。
上の写真は木津の磨崖仏の前にある川池です。
木津の磨崖仏(川池磨崖仏)の所在地が判るように地図を添付しておきます。
神戸市のサイトの写真がきれいだったのでリンクさせていただきました。