奈良散策記 その1 女人高野室生寺 |
2011年5月6日に女人高野として有名な室生寺を写真紹介します。
室生寺の基本情報
住所:奈良県宇陀市室生区室生78 TEL:0745-93-2003
山号:宀一山(べんいちさん) 宗派:真言宗 室生寺派
本尊:弥勒菩薩立像 客仏の釈迦如来
公式HP:http://www.murouji.or.jp/
Wikipediaによる室生寺の解説
室生寺(むろうじ)は、奈良県宇陀市にある真言宗室生寺派大本山の寺院。
山号を宀一山(べんいちさん)と号する。
開基(創立者)は、賢璟(けんきょう)、本尊は釈迦如来である。
奈良盆地の東方、三重県境に近い室生の地にある山岳寺院である。
宇陀川の支流室生川の北岸にある室生山の山麓から中腹に堂塔が散在する。
平安時代前期の建築や仏像を伝え、境内はシャクナゲの名所としても知られる。
女人禁制だった高野山に対し、女性の参詣が許されていたことから
「女人高野」の別名がある。なお、山号の「宀一」は「室生」の略だという。
仏塔古寺十八尊第十八番。
続日本紀などによれば奈良時代末期の宝亀年間(770年-781年)、
時の東宮・山部親王(のちの桓武天皇)の病気平癒のため、室生の地において
延寿の法を修したところ、竜神の力でみごとに回復したので、
興福寺の僧・賢璟(けんきょう)など五人が勅命でここに寺院を造ることに
なったという。
厳しい女人禁制を守ってきた高野山に対して女性の参拝も許したことから
女人高野としてして親しまれている。

まずは太鼓橋を渡り、女人高野の石碑が建つ表門が我々旅人を迎えてくれます。

上の写真は室生川にかかる太鼓橋。

上の写真は仁王門。

上の写真は鎧坂と金堂。


上の2枚の写真は弥勒堂

上の写真は本堂である灌頂堂です。
真言密教で最も大事な法儀である灌頂を行う場所で延慶元年(1308)の建立。

上の写真は北畠親房(1293-1354)のお墓です。
本墓は北畠親房終焉の地である賀名生にある。

上の写真は灌頂堂(本堂)を側面より撮ったものです。




上の4枚の写真は五重塔としゃくなげとを撮ったものです。
アップでシャクナゲを撮ったものを見るとツツジ科に属するだけあって
ツツジの花と似ているような気がします。
この季節はしゃくなげが境内に咲き誇りカメラ同好会のメンバーが多数朝早くから
参拝され写真に収められていました。
それと五重塔がすばらしかったです。それ故何枚も五重塔の写真を撮ってしまいました。

最後におまけの写真です。本防に隣接してある護摩堂です。
高野山散策記へのリンク(1)
高野山散策記へのリンク(2)
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