神戸文学館と岡部伊都子展 on 2011-6-17 |
神戸市立神戸文学館を訪問したので、その写真を紹介します。
当日、花あかりのひと 随筆家 岡部伊都子展が行われていましたので
そちらの写真も紹介します。
神戸市立神戸文学館の基本情報
住所:神戸市灘区王子町3丁目1番2号 TEL:078-882-2028
公式HP
神戸文学館のWikipediaによる解説
上の写真は関西学院の礼拝堂として明治37年(1904)に建てられた、明治の
終わりごろの関西学院の原田の森の校舎群です。
昭和4年(1929)関西学院が西宮に移転後、このブランチ・メモリアル・チャペルは
戦災に遭いましたが神戸市が買い取り長らく王子図書館として使用されていました。
平成5年(1993)チャペルの元の姿に復元市民ギャラリーとしてオープン。
さらに平成18年(2006)に神戸文学館として開館。
平成20年(2008)3月には国の登録文化財に選ばれました。
上の写真は正面玄関側から撮った神戸文学館の外観写真です。
上の写真は兵庫県立美術館分館原田の森ギャラリーから撮った神戸文学館の
外観写真です。
上の写真はチャペルの正面玄関の階段に使用されていたものだそうです。
上の写真は当日会期中の花あかりのひと 随筆家 岡部伊都子展の入口案内で、
岡部伊都子氏の生涯を表にまとめられていました。
岡部伊都子氏の解説 By Wikipedia
岡部伊都子1923年3月6日 - 2008年4月29日は
大阪府大阪市出身。相愛高等女学校を病気のため中退。婚約者が沖縄戦で
戦死し、戦後すぐ結婚したが7年後に離婚。
1954年からラジオ番組に書いた随筆をまとめた「おむすびの味」(56年)で
認められる。美術・伝統・自然・歴史・戦争・沖縄・差別・環境問題などの
ジャンルの著書が多数ある。
主要著作は岩波書店より『岡部伊都子集』(全5巻)や藤原書店より
『岡部伊都子作品選・美と巡礼』(全6巻)にそれぞれ収められている。
2008年4月29日、肝臓がんの為に逝去。85歳没 。
落合恵子や佐高信など愛読者が多く、落合と佐高は『岡部伊都子集』の
編著を担当した。
上の2枚の写真岡部伊都子展の展示の一部で。愛用のペンや眼鏡などの遺品も
展示されていました。
上の写真は岡部伊都子展の展示の一部で机でペンをとる岡部伊都子氏。
神戸新聞の記事より引用(平松正子記者執筆)2011/05/22 15:14電子版より
遺品は、親交のあった作家・西村恭子さん=加古川市=の仲立ちで、
神戸のほか、京都の旧宅・卯庵(うあん)や立命館大学国際平和ミュージアム、
沖縄・竹富島のこぼし文庫などに収められた。
神戸文学館には直筆原稿や蔵書、書簡、アルバム、スクラップ帳など、
文学的資料の全てと言える、ダンボール60箱分の品を収蔵。
開館時に生前の岡部さんから贈られたモダンな執筆用デスクは、
同館を代表する常設展示物となっている。
上の写真は神戸文学館の常設展示。
上の写真は2008年に文化財登録を受けた時の登録証。