今津屋橋と高瀬舟 津山散策 その2 |
JR津山駅から吉井川にかかる今津屋橋を渡ると今津屋橋通りに出ます。
少し歩くと標題の説明板とカッパが舟を引くモニュメントがあります。
下の写真を参照。 撮影:2011-7-13
説明板より引用させていただきます。
「津山の代表的建造物として有名な今津屋橋は、吉井川によって二分された
南側の津山駅方面と市中心部とを結ぶ大変重要な大橋で、幕末頃は
鍛冶屋橋とも称され、津山へ来る不審人物をあらためる番所が設けられました。
一方、一説では平安時代に津山で発祥し全国に広まったとされる高瀬舟が、
森忠政の津山移封(1603)の後、津山と瀬戸内並びにそれに連なる備前とを
往還する交通・交易手段として重要性が認められ、吉井川北岸に階段状の
舟着場(川戸)が設けられました。またこの一帯には藩の御用船を格納管理する
舟蔵が建造され、舟宿、回漕問屋、土蔵等が立ち並び賑やかな町に発展し
船頭町と名付けられました。
これらの高瀬舟を藩命により保護監督する舟蔵蔵元の一人今津屋平蔵が近くに
屋敷を構えていたことから今津屋橋とも通称され現在に至っています。
上の写真は今津屋橋より吉井川の北岸を臨む。
昔のままではないでしょうが、階段状の船着場(川戸)があるのが判ります。