泰西王侯騎馬図 たいせいおうこうきばず |
写真は神戸市立文書館の玄関にあるもので、模造品です。
撮影:2011-8-5
本物は現在神戸市立博物館にあります。
本物は166cm×338cm 製作は桃山時代
紙本金地著色 四曲屏風になっており 昭和28年3月31日に重要文化財に指定
南蛮美術の収集で知られる池長孟(いけなが はじめ)の代表的なコレクションである。
泰西王侯騎馬図の模造品の説明書きには次のように書かれています。
昭和15年(1940)、この場所に私立池長美術館が開設された際に展示されていたもので
昭和57年(1982)11月美術館がここから市立博物館に南蛮美術館が移転したため
池長コレクションの作品は市立博物館に収蔵されることとなった。
泰西王侯騎馬図は左から神聖ローマ皇帝ルドルフ2世、トルコ王、モスクワ大公、
タタール汗(かん)をあらわし、キリスト教と異教の王が対峙(たいじ)する姿が表現
されています。