清涼寺 阿弥陀如来像 |
阿弥陀三尊の中央にあるもので嵯峨光仏ともいわれる。
写真は文化庁監修で毎日新聞社より発刊された重要文化財の第6巻
8 阿弥陀如来像より撮ったものである。
阿弥陀三尊の中央にある阿弥陀如来像は棲霞寺の本尊であったものである。
棲霞寺は嵯峨天皇の第12皇子で源氏物語の光源氏のモデルと謂われる
源融(みなもとのとおる)の山荘、棲霞観を寺にしたものである。
現在は清涼寺の阿弥陀堂としてそのあとをとどめている。
源融の子息が源融の供養のため造立した尊像です。
この像もそう言われれば光源氏の面影が伝わってくるようです。
像高さは178.2cm 寛平8年(896)に造像されたと考えられるそうです。
檜財の一本造、漆箔の坐像である。
明治34年(1901)8月2日に木造阿弥陀如来両脇侍像(三尊)として
重要文化財に指定されました。現在は国宝となっています。
この像が延喜年間(910年頃)に製作された醍醐寺薬師如来坐像や
仁和寺阿弥陀三尊(10世紀)につながるものである。
阿弥陀如来の印相は禅定印であるが両脇侍の印相は特異であるのが
特徴である。
同じ清涼寺の中にある源融の宝篋印塔の写真紹介はこちら
清涼寺 阿弥陀如来像を題材として銅版画の作品を作ってブログで紹介しています。
銅版画の下絵ドラフト&銅版画(エッチング) 清涼寺阿弥陀如来坐像
2011年6月6日に清凉寺を訪問し「竹仙」で湯豆腐をいただきました。
嵯峨野釈迦堂清涼寺内のゆどうふ竹仙での食事 on 2011-6-6
清凉寺の地図も上記サイトに載せています。
上の3枚の写真は清凉寺訪問(2011-6-6)時に撮ったものです。
山門が立派で印象に残っています。(2013-10-20追記)
コメントありがとうございました。
私も室生寺に昨年5月6日、しゃくなげが見頃の頃
訪問してきました。 金堂の釈迦如来立像も観てきました。
国の重要文化財にも指定されておりすばらしい像でした。
背後の舟形光に彫られた像も圧巻でした。
艶かしいというか、眠たそう?というか、独特の顔が忘れられません。
室生寺金堂に昔あったといわれる安産寺の地蔵sん、まだ見てないのでいつか見たいです。