神戸駅前の国鉄D51形蒸気機関車 |
保存されています。
以前にも小生のBlogで紹介していますが、再度新たな写真を加えて紹介します。
上の写真は2011年8月9日に撮影したものです。
当日はエッチング仲間のKさんの初めての個展が元町のモトコー2であり、その帰りに
モトコー(元町高架下)を神戸駅まで歩いた時に撮ったものです。
蒸気機関車はD51(デゴイチ)の愛称で親しまれています。D51は昭和10年(1935)より
昭和20年(1945)の間に1,184両製造されています。
昭和35年(1960)にはD51はD61型に改造されています。
上の写真は2008年2月1日に撮影した国鉄D51形蒸気機関車。
上の2枚の写真は以前にも紹介した国鉄D51形蒸気機関車 撮影:2008-2-16
WikipediaよりD51誕生の背景と主な仕様について引用させていただきます。
1929年(昭和4年)に始まった世界恐慌、その影響で日本国内で発生した昭和恐慌により、
1930年代前半の日本における鉄道輸送量は低下していた。そのため、恐慌発生以前に
計画されていた貨物用の新形機関車の製造は中断されていた。
その後、景気が好転して輸送量の回復傾向が顕著になってきたため、改めて新形の貨物用
機関車が求められた。そこで1936年(昭和11年)から製造されたのが本形式である。
C11形のボイラーで実用化された電気溶接技術を応用して製造され、当時の設計主任
である島秀雄は「多くの形式の設計を手掛けた中でも、一番の会心作」として同形式を
挙げている。
設計者:島秀雄 Designer: Hideo Shima
製造所 :川崎車輛・汽車製造
日立製作所・浜松工場
日本車輌製造・大宮工場
鷹取工場・小倉工場
長野工場・土崎工場
郡山工場・苗穂工場
三菱重工業
軸配置(ホワイト式) :2-8-2 Configuration: 2-8-2 Mikado
軸配置(アメリカ式) :ミカド
軸配置(日本式) :1D1
軌間 :1,067 mm Gauge: 1,067 mm
動輪径: 1,400 mm
全長 :19,730 mm Length: 19,730 mm
全高 :3,980 mm
最大軸重 :14.30 t
総重量 :78.37 t(運転整備) Locomotive weight :78.37 t
テンダ重量 :47.40 t(運転整備)
含炭水車重量 :125.77 t Locomotive and tender combined weight :125.77 t
燃料種別 :石炭
燃料容量: 10.0 t
水容量: 22.0 m³
ボイラ :過熱式(水容量:6.0 m³)
ボイラ圧力: 14 kg/cm²(初期型)
15kg/cm²(標準型)
火格子面積: 3.27 m²
大煙管寸法本数 :140 mm×5,500 mm×35本
小煙管寸法本数: 57 mm×5,500 mm×94本
煙管伝熱面積 :147.4 m²
火室伝熱面 :17.5 m²
全蒸発伝熱面積 :168.8 m²
過熱器形式 :シュミット式
過熱伝熱面積: 41.4 m²
気筒数: 単式2気筒
気筒寸法: 550 mm×660 mm
弁装置: ワルシャート式
出力: 1,280 PS
単独ブレーキ :空気ブレーキ
列車ブレーキ: 自動空気ブレーキ
最高速度: 85Km/hr Top speed 85 km/h (55 mph)
退役:1975年12月24日 Retired 24 December 1975
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