長浜散策記 その8 黒壁美術館 |
撮影:2011-9-7&2011-9-8
黒壁美術館の基本情報
住所:長浜市元浜町11番23号 TEL: 0749-62-6364
入館料:600円
公式HP
株式会社 黒壁(TEL:0749-65-2330)により運営されています。
株式会社 黒壁のHP
黒壁美術館の建物は江戸時代末期に醤油の製造卸売問屋として栄えた豪商
河路家の邸宅だったものが利用されています。
上の写真は黒壁美術館の外観です。
左手は豊臣秀吉公 茶亭門です。茶亭門は江戸時代から代々続いた鐘鋳造工匠、
西川家(鍋徳)の茶亭門として使用されていました。西川家は藤原氏を称し、正徳元年(1711)
の創業より代々、釣鐘鋳造に寄与し、近代に至るまで数々の名鐘を残してきました。
また、西川家は古くより茶の道に通じ特に西川徳左衛門は小堀遠州の蒐集家でも
ありました。
その西川家の茶亭門について、明治36年当時の県社八幡神社(現在の長浜八幡宮)
の社司、笠原泉氏(京都の賀茂御祖神社の社家、滋岡俊基の二男で数学、漢文、
国文学、南宋画、書に優れた人。)により、豊臣秀吉公茶亭門と鑑定されました。
由緒あるこの門は、奥庭にある茶室「湖舟庵」の茶亭門として西川家のご好意により
この場所に移築されたものです。
若き秀吉が出世城といわれる長浜城内でこの門をくぐり茶会を催したであろうことが
偲ばれます。
上の写真は南ボヘミア地方で製作されたテーブルランプスタンドで型吹きの手法が
用いられています。Johann Lötz Witweは現在でも会社としてボヘミアのガラス
製品を販売されているようです。
Lötz (Witwe) Johann (Co.) のWebサイト
上の写真は館内の展示の様子。
館内の展示の様子はしがまにあのサイトに詳細な解説がありますのでリンクさせて
いただきました。
しがまにあ