長浜散策記 その11 大通寺 |
大通寺は真宗大谷派の寺院である。真宗本廟(東本願寺)を本山と仰ぐ。
本尊は阿弥陀如来。山号は「無礙智山」。別名は「長浜御坊」、「長浜別院」。
地元では「長浜御坊」やごぼうさんの名で親しまれています。
大通寺の基本情報
住所:長浜市元浜町32-9 TEL:0749-62-0054
公式HP
地図はこちら。
湖北の中心道場であった総坊を前身とし、慶長7年(1602)に本願寺第12代の
教如上人を開基として長浜城跡に創建。慶安4年(1652年)に現在地に移転する。
上の写真は大通寺の表参道。
上の2枚の写真は山門。天保12年(1841)の建立で総欅(けやき)造の二層門。
32年もかけて建造されたそうです。
上の写真は本堂(阿弥陀堂)。
徳川家康公が伏見城の殿舎を教如上人に贈り京都の東本願寺の御影堂にしていた
ものを家光公の時代に大通寺に移築したものと伝えられています。
建物は重要文化財に指定されています。
上の写真は本堂の左手にある大広間の玄関。
本堂と同様、承応年間に東本願寺から移築したもので、伏見城の遺構と伝えられる。
附(つけたり)指定の玄関は江戸時代中期の宝暦10年(1760)に建立。
上の写真は本堂の右手にある太鼓楼。
上の写真は山門の飾りで、あまりにも立派なのでついシャッターをきりました。