2011年 10月 15日
神戸市垂水区下畑 庚申堂 on 2011-10-12 |
2011年10月12日に下畑町の庚申堂の写真を撮ってきましたので紹介します。
下畑 庚申堂の基本情報
住所:神戸市垂水区桃山台3丁目27-11
地図はこちら 山陽バス 垂水駅東口より23系統または名谷駅より15系統
桃山台3丁目で下車 徒歩7分くらい
まず、下畑町会が作成した庚申堂縁起の説明碑より要約引用させていただきます。
「庚申さんは漁村では豊漁を商人は商売繁盛を古来純農村である下畑では
五穀豊穣成就の祈願に火難と水難除けに青面金剛をおまつりし悪病や
災難が村に入らぬように賽之神をお祭りしていた。
青面金剛は仏教の守護神で手が6本ある恐ろしい形相が掛け軸や
木像で伝えられる。
庚申の日(かのえのさるの日 61日目になる)にお祭りをしたところから
庚申さんと呼ばれるようになった。
庚申堂は東中西の3箇所に祀られた。
青面金剛や賽之神を昭和55年(1980)12月吉日当地に合祀したお堂である」



上の3枚の写真が下畑の庚申堂です。(2011-10-12撮影)
庚申というのは上記の下畑町会の説明のように十干(甲乙丙丁戊己庚
辛壬癸)から庚と十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)から申を割り当てて
いって60日に一度やってくる日です。
庚申(かのえのさる)の日には庚申待(庚申講)が行われる。
庚申待は平安貴族の間に始まり、近世に入っては、近隣の庚申講の人々が
集まって夜通し酒宴を行うという風習が民間にも広まった。
庚申の夜、仏家では帝釈天および青面金剛を、神道では猿田彦を祭って、
寝ないで徹夜します。
庚申講の本尊である青面金剛の像容は、一面三眼六臂で、手足に蛇が巻き付く
姿が一般的で、密教の明王像、特に軍荼利明王に通ずるものがある。
日本では各地に石造の庚申塔が多数遺り、そこには「見ざる、言わざる、聞かざる」
の三猿像と共に青面金剛像が表されている例が多い。
庚申の日は帝釈天の縁日である。
地蔵様はインドから中国を経て伝わった神ですが、庚申様は中国から伝わったものです。
青面金剛は庚申様・道祖神と一体となって信仰されている神です。
青面金剛 By wikipedia
青面金剛(しょうめんこんごう)は、日本仏教における信仰対象の1つ。
青面金剛明王とも呼ばれる。
青面金剛は、インド由来の仏教尊像ではなく、中国の道教思想に由来し、
日本の民間信仰の中で独自に発展した尊像である。庚申講の本尊として知られ、
三尸を押さえる神とされる。
道教では、人間の体内には三尸という3種類の悪い虫が棲み、人の睡眠中に
その人の悪事をすべて天帝に報告に行くという。 そのため、三尸が活動すると
される庚申の日(60日に一度)の夜は、眠ってはならないとされ、
庚申の日の夜は人々が集まって、徹夜で過ごすという「庚申待」の風習があった。

上の写真は下畑の庚申堂から観た眺望でおらが茶屋、鉄拐山、鉢伏山、旗振山
などを臨めます。
下畑 庚申堂の基本情報
住所:神戸市垂水区桃山台3丁目27-11
地図はこちら 山陽バス 垂水駅東口より23系統または名谷駅より15系統
桃山台3丁目で下車 徒歩7分くらい
まず、下畑町会が作成した庚申堂縁起の説明碑より要約引用させていただきます。
「庚申さんは漁村では豊漁を商人は商売繁盛を古来純農村である下畑では
五穀豊穣成就の祈願に火難と水難除けに青面金剛をおまつりし悪病や
災難が村に入らぬように賽之神をお祭りしていた。
青面金剛は仏教の守護神で手が6本ある恐ろしい形相が掛け軸や
木像で伝えられる。
庚申の日(かのえのさるの日 61日目になる)にお祭りをしたところから
庚申さんと呼ばれるようになった。
庚申堂は東中西の3箇所に祀られた。
青面金剛や賽之神を昭和55年(1980)12月吉日当地に合祀したお堂である」



上の3枚の写真が下畑の庚申堂です。(2011-10-12撮影)
庚申というのは上記の下畑町会の説明のように十干(甲乙丙丁戊己庚
辛壬癸)から庚と十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)から申を割り当てて
いって60日に一度やってくる日です。
庚申(かのえのさる)の日には庚申待(庚申講)が行われる。
庚申待は平安貴族の間に始まり、近世に入っては、近隣の庚申講の人々が
集まって夜通し酒宴を行うという風習が民間にも広まった。
庚申の夜、仏家では帝釈天および青面金剛を、神道では猿田彦を祭って、
寝ないで徹夜します。
庚申講の本尊である青面金剛の像容は、一面三眼六臂で、手足に蛇が巻き付く
姿が一般的で、密教の明王像、特に軍荼利明王に通ずるものがある。
日本では各地に石造の庚申塔が多数遺り、そこには「見ざる、言わざる、聞かざる」
の三猿像と共に青面金剛像が表されている例が多い。
庚申の日は帝釈天の縁日である。
地蔵様はインドから中国を経て伝わった神ですが、庚申様は中国から伝わったものです。
青面金剛は庚申様・道祖神と一体となって信仰されている神です。
青面金剛 By wikipedia
青面金剛(しょうめんこんごう)は、日本仏教における信仰対象の1つ。
青面金剛明王とも呼ばれる。
青面金剛は、インド由来の仏教尊像ではなく、中国の道教思想に由来し、
日本の民間信仰の中で独自に発展した尊像である。庚申講の本尊として知られ、
三尸を押さえる神とされる。
道教では、人間の体内には三尸という3種類の悪い虫が棲み、人の睡眠中に
その人の悪事をすべて天帝に報告に行くという。 そのため、三尸が活動すると
される庚申の日(60日に一度)の夜は、眠ってはならないとされ、
庚申の日の夜は人々が集まって、徹夜で過ごすという「庚申待」の風習があった。

上の写真は下畑の庚申堂から観た眺望でおらが茶屋、鉄拐山、鉢伏山、旗振山
などを臨めます。
by seiyo39
| 2011-10-15 06:25
| 神戸情報
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