阪神深江駅周辺の散策 その2 浜街道(西国街道)の碑と大日霊女神社(おおひるめじんじゃ) |
西国街道は本街道と浜街道の2つに分かれます。本街道は西国の大名が参勤交代
などの時に利用される官道であったのに対し、浜街道は村人が行き来する生活道路
でありました。
村と村を繋ぐ道として本街道以上に賑わっていたようです。
浜街道の碑の傍に里歌の説明書きもありました。
「深江越えれば大日如来 高い高橋踊り松 銚子が池に片葉葦」
深江村の情景を歌った里歌で、大日如来は今の大日霊女神社でこの場所です。
高橋は高橋川にかかっていた橋で、正徳2年(1712)石橋に架けかえたと言われ
いわれの石は大日霊女神社境内に残されている。
踊り松は高橋川右岸の南に多く植えられていてその南に葦が茂る銚子が池があった。
上の2枚の写真は大日霊女神社(おおひるめじんじゃ)です。
地元では大日さん(大日っつぁん)とも呼ばれています。
大日霊女神社の基本情報
住所:神戸市東灘区深江本町3-5-7 TEL:078-411-0475(深江会館)
御祭神:大日霊女尊(おおひるめのみこと) 天照大神
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ) 総氏神森稲荷神社御祭神
戎大神(えびすのおおかみ) 旧深江浜えびす神社御祭神
上の写真は境内末社の白玉稲荷と末光稲荷。
上の写真は山の神(右手)と賽の神(左手)