姫路城と龍野 散策記 その16(最終回) たつの市 武家屋敷資料館 |
過去9回は次のとおり。
龍野赤とんぼ荘周辺の石碑と古墳
龍野公園、文学の小径、龍野神社、聚遠亭、野見宿禰神社
畳堤、圓覚寺、光善寺
龍野(玉川)御坊=円光寺又は圓光寺
たつのの和菓子の老舗 觜崎屋 本店
うすくち龍野醤油資料館
たつの如来寺
たつの市立 龍野歴史文化資料館と龍野城
霞城館・矢野勘治記念館
番外編
龍野赤とんぼ荘からの景観と夕食
本日はたつの市 武家屋敷資料館を写真紹介します。
たつの市 武家屋敷資料館基本情報
住所:兵庫県たつの市龍野町上霞城45 TEL:0791-63-9111
公式HP

上の写真はたつの市 武家屋敷資料館基本情報の建物外観です。
パンフレットから要約引用させていただきます。
この建物の敷地は、寛政10年(1798)の龍野城下町絵図では、「芝辻平左衛門 自分建」
とあり、元々、鉄砲師や鍛冶職として仕えていた家系の芝辻平左衛門の屋敷であった
ことが明らかになっています。
敷地内建物のうち母屋は江戸時代から継承されたもので、明治から昭和にかけて
離れの改造と、2階居室や水回りなどの改造が行われごく最近まで住宅として使用
されていました。
主屋の建築年代は、棟の鬼瓦銘に見られる天保8年(1837年)前後と推定されます。
規模の大きい屋敷ではありませんが、当時の龍野城下町において、およそ二人扶持、
御流格(おながれかく)もしくは御盃格(おさかずきかく)の武家の住居として、
貴重な遺構といえます。
阪神淡路大震災を経験し、耐震構造の建物に修理修復されました。
目につかない部分で、構造用合板や金物を用いて、耐力壁や脚固め、屋根面などの
一体的な補強を、独自の考え方で施工されています。

上の写真は庭先から座敷と仏間を撮ったものです。

上の写真は座敷と控えの間にある飾り壁で、龍野城の昔の姿を描いたものか?

上の写真は座敷の縁側のガラス戸の家紋が太陽の光線をあびて畳に映し出された
ところを撮ったものです。

上の写真は玄関に展示されていた襖画と鬼瓦。

上の写真は玄関の外観。

上の写真は庭から観た建物外観。

上の写真は1階の平面図。(パンフレットより)
母屋:139.83㎡ その他67.39㎡ 合計207.22㎡あるそうです。
建物は平成10年ごろ? 旧所有者の井上良郎氏よりたつの市の寄進されたもの
だそうです。