電気鉄道事業発祥地の碑 in JR京都駅前 on 2012-3-21 |
2012年3月21日に写真を撮りましたので写真紹介します。
昭和50年(1975)2月1日に日本国有鉄道、京都市交通局、関西電力株式会社
阪急電鉄株式会社、京阪電気鉄道株式会社、近畿日本鉄道株式会社
阪神電気鉄道株式会社、南海電気鉄道株式会社、京福電気鉄道株式会社
鉄道友の会京都支部の協力で設置されたようです。
碑に書かれている文章を引用させていただきます。
日本最初の電気鉄道はこの地に発祥した。
即ち明治二十八年二月一日 京都電気鉄道株式会社は 東洞院通り七条下る
鉄道踏切南側から 伏見下油掛通りまで 六キロの間に軌道を敷き
電車の運転を始めた。
この成功を機として 我が国電気鉄道事業は漸次全国に広がり
今日の新幹線電車にまで発展することになったのである。
よってその八十周年にあたり 先人の偉業を讃えてこの記念碑を建てる。
石碑には当時のチンチン電車の写真もありました(下の写真)ので掲載しておきます。
日本最初の電気鉄道(チンチン電車)は明治28年(1895)、京都の岡崎公園一帯で
開かれた博覧会への客輸送のため、明治28年(1895)2月1日に伏見(油掛通)と
京都駅の間の6Kmの区間で開通しました。
京都市民に親しまれた市電は昭和45年(1970)まで走りました。
伏見下油掛通りにも昭和45年(1970)2月1日に碑が建立されているようです。
電気鉄道(チンチン電車)ができた背景ですが、京都では 琵琶湖疏水を利用した
水力発電所が 明治23年(1890)に完成し, その電力を利用して上述のとおり
明治25年(1892)に 日本で最初の電気鉄道 (電車) が開通した。
開通当初は、東海道線に踏切があって その南側が起点となっていたが 明治34年に
高倉跨線橋が完成して, 京都駅北側の路線と接続された。
我ら神戸での路面電車ですが神戸市電全線廃止は 昭和47年(1972)です。
市電で現在残っているのは広島市、長崎市、高知市など数少なくなってしまいました。
昨日(2012-3-27)大阪で唯一残っている路面電車 阪堺電車で住吉大社から天王寺駅前
まで乗りましたのでその写真を紹介しておきます。
上の写真は住吉公園から住吉大社駅に入ってくる電車
上の写真は天王寺駅での電車。
阪堺電車のHP
上の2枚の写真は住吉大社の前を通過する阪堺電車の車両。