藍那八王子宮と農村歌舞伎舞台 on 2012-4-15 |
写真を撮ってきましたので紹介します。
藍那八王子宮の正式名は天津彦根神社(あまつひこねじんじゃ)です。
天津彦根神社は神戸市北区に5社以上?あります。
神戸市の生田神社に生田八裔神があるように六条八幡神社の八裔神
として天津彦根神社が位置づけられるのかどうか?
藍那八王子宮の基本情報
住所:神戸市北区山田町藍那北ノ町
御祭神:天津彦根
創立年代は不詳ですが、境内の石灯籠の中で一番古い銘が延宝年間(1673-1681)
であるのでそれよりも古い歴史をもっていることが判ります。
場所の地図は下記のとおりです。
上の写真は藍那八王子宮と神社境内にある農村歌舞伎舞台の遠景です。
左手奥が農村歌舞伎舞台、右手奥が八王子宮の拝殿と本殿、右手手前が手水舎です。
上の写真は藍那八王子宮の建物です。
拝殿の八王子宮の額の裏の銘から享和年間(1801-1804)の建築年が確認
されますが、その後建替えられている又は修理されていると思われます。
上の写真は藍那八王子宮農村歌舞伎舞台です。
明治初年に建築された間口7.9メートル、奥行は5メートルの入母屋造茅葺の舞台である。
藍那には本舞台のほかに厳島神社と釈迦堂に農村歌舞伎舞台があったが、
厳島神社の歌舞伎舞台は廃絶、釈迦堂の舞台も昭和40年の台風23号により
茅葺の屋根を飛ばされてしまったため、今現在も昔の形を残すのは本舞台のみである。
藍那里づくり協議会
この舞台で2002年5月12日に農村歌舞伎の上演会があったようです。
演目「伊勢音頭戀寝刃」神戸すずらん歌舞伎、「子宝童謡夢物語」甲緑子たから歌舞伎
上の写真は藍那八王子宮の建物です。
あまりにも立派で建築物としてすばらしいと思いましたのでシャッターをきりました。
上の写真は藍那八王子宮に明治19年6月吉日 奉納されたものです。
上の写真は境内の摂社又は末社と手水舎。