敦賀散策記 その1 お砂持ち神事の銅像 in 氣比神宮前 |
写真紹介します。 撮影:2011-9-26
現地の説明板には下記のように記載されています。
承安3(1301)年、時宗2代遊行上人他阿真教が諸国巡錫の砌、敦賀に滞在中、
氣比社の西門前の参道、その周辺が沼地(この時代には氣比神宮あたりまで
入江であった)となって参拝者が難儀しているのを知り、浜から砂を運んで
道を造ろうと上人自らが先頭に立ち、神官、僧侶、多くの信者とともに改修に
あたられたという故事に因み、「遊行上人のお砂持ち神事」として今日まで
時宗の遊行寺(藤沢市の清浄光寺)管長が交代した時にこの行事が行われている。
元禄2年(1689)、奥の細道紀行で敦賀を訪れた芭蕉は、
「月清し遊行のもてる砂の上」と詠みました。

上の写真は時宗の高僧遊行上人が砂を運び参道を整備している姿を表現した銅像。

上の写真は銅像と道路を挟んで反対側にある氣比神宮の鳥居。

上の写真は氣比神宮内にある松尾芭蕉の銅像と「月清し遊行のもてる砂の上」の句碑。