敦賀散策記 その12 気比神宮 |
撮影:2011-9-26
越前国一ノ宮であり必見の敦賀観光スポットです。
氣比神宮は地元では「けいさん」の愛称で親しまれています。
気比神宮の基本情報
住所:福井県敦賀市曙町11−68 TEL:0770-22-0794
公式HP
これまでのシリーズへのリンク
敦賀散策記 その1 お砂持ち神事の銅像 in 氣比神宮前
敦賀散策記 その2 西蓮寺と敦賀城三の丸跡
敦賀散策記 その3 八幡神社と郷土博物館
敦賀散策記 その4 大谷吉継ゆかりの来迎寺
敦賀散策記 その5 大谷吉継ゆかりの永建寺
敦賀散策記 その6 松原小学校
敦賀散策記 その7 男爵の後藤新平書松原公園の碑
敦賀散策記 その8 気比の松原
敦賀散策記 その9 敦賀市埋蔵文化財展示室の展示
敦賀散策記 その10 敦賀市立博物館とみなとつるが山車会館別館
敦賀散策記 その11 宇宙船艦ヤマト&銀河鉄道999のモニュメント

上の写真は二の鳥居と拝殿。

上の写真は拝殿です。
御祭神は下記の七柱です。
伊奢沙別命 (いざさわけのみこと) - 気比大神とも呼ばれる
仲哀天皇(帯中津彦命(たらしひこのみこと))
神功皇后(息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと))
日本武尊 (やまとたける)
応神天皇(誉田別命(ほむたわけのみこと))
玉妃命 (たまひめのみこと) - 神功皇后の妹、虚空津比売命を指す
武内宿禰命( たけうちのすくねのみこと)

上の写真は社務所の建物です。

上の写真は気比の大鳥居(旧国宝)。
寛永年間(1624-1644年)に佐渡の旧神領地・鳥居ヶ浜から奉納された榁(むろ)の
大木を使い、正保2年(1645)に建立された両部鳥居で、明治34年(1901年)に
古社寺保存法に基づき特別保護建造物=国宝に指定され、昭和25年(1950年)の
文化財保護法施行後は重要文化財とされている。
大鳥居の歴史は赤鳥居として嵯峨天皇弘仁元年(810)の造営時には東参道に
創建されていたが、上記の正保2年に礎石も東参道から移設し現在の西参道(表参道)
建設されたものである。
また、春日大社・厳島神社の大鳥居に並ぶ「日本三大鳥居」の一とされる。
正面の扁額は有栖川宮威仁親王の染筆。

上の写真は気比神宮の末社猿田彦神社の参道の狛犬です。
表情が面白いと思いましたので掲載しました。
氣比神宮例大祭・敦賀まつりは毎年実施されており2012年は9月1日(土)~4日(火)に
実施されるようです。気比神宮の6基の山車が敦賀市内を練り歩くようです。

上の写真は気比神宮境内にある松尾芭蕉の句碑(月を詠んだ俳句)と松尾芭蕉像です。
月を詠んだ句は下記の5つです。
国々の八景さらに気比の月
月清し遊行のもてる砂の上
古き名の角鹿や恋し秋の月
月いづく鐘は沈める海の底
名月や北国(ほくこく)日和さだめなき
俳人・松尾芭蕉が敦賀を訪問したのは元禄2年(1689)の旧暦の8月14日から16日
新暦では9月27日から29日のこと。芭蕉にとって、月を見ることは旅の目的の一つで
敦賀での仲秋の名月を楽しみにしていたといわれています。
この3日間に、氣比神宮~金ヶ崎~金前寺~色の浜~本隆寺を渡り歩いています。