エッチング(銅版画)作品 須磨寺 三重塔 on 2012-8-10 |
月日が経とうとしていますが、相変わらずの絵心の欠如で落ちこぼれています。
2012年8月10日(金)の教室で刷った作品をアップしておきます。
題目は「須磨寺 三重塔」です。

ソフトグランドをベースに7Hの鉛筆で描画したものです。
アクアティントで少し濃淡をつけてみました。
せっかくなので、須磨寺(福祥寺)三重塔について現地の説明書きより要約引用させて
いただきます。
須磨寺の昔の三重塔は文禄5年(1596)の文禄大地震のために倒壊しましたが
弘法大師千百五十年御遠忌、当山開創千百年、平敦盛卿八百年遠忌を記念して
昭和五十九年(1984)に再建されました。
地上からの高さは25mで室町時代様式を基調としています。
一層には真言密教の根本仏たる本尊大日如来と仏舎利がお祀りしてあり、二層には
皆様がたから納められた一字写経や普通の写経が、三層には寄付者の名簿が安置
してあります。この塔の特徴としては一層内陣の天井と壁面に千百枚の聖観音菩薩と
百五十枚の弘法太子の尊像を刻んだ摶仏が貼り付けてあること、四方扉の内面に
密教流伝の八祖大師像と梵文・チベット文・モンゴル文・漢文・ハングル文・英文など
6種類の言葉で般若心経(下の回転盤と同じもの)が刻んであることや、また塔上高く
羽をひろげたように四方に張り出す水煙にお釈迦様の誕生像が透かし彫りで
はめこまれていることなのです。「天上天下唯我独尊」という宣言をするためにお釈迦様
がこの世にお生まれになったことを物語る図柄です。これが仏教の出発点でもあり、
仏教の思想と根本精神がここにあることを示していますので塔上高く掲げました。
「天上天下唯我独尊」とは、およそこの世の生きとし生けるものが、自分の生命の
尊さを自覚し、だからこそお互いの生命を尊重し合うべきことを説いた仏教の根本精神
なのです。
水煙が四方に張り出していることの持つ意味は、この塔が、生命尊重という仏教の
根本精神を東・西・南・北すべての世界に向かって呼びかけている姿なのです。
合掌
須磨寺 當山歴代(1169年よりの記録)若干の補充説明を行うと、
文明18年(1486)須磨寺三重塔の立柱が行われる。
昭和59年(1984)10月須磨寺三重塔の落慶法要が行われる(400年ぶりに再建)
また2012年7月21日のお大師様のときの御開帳されていた時に写真を撮りましたので
紹介します。(下の3枚の写真)



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