大安亭市場と大安亭ロダンの狸 on 2012-8-14 |
を聴講するために標題の大安亭市場を訪問しましたので写真紹介します。
大安亭市場の由来は戦前神戸で1番歴史あるとされる「小野中道商店街」に
大安亭と言う名前の寄席小屋がありこれに因んで名付けられました。
100年以上の歴史がある市場です。
戦後、小野中道商店街付近が占領軍により占拠されていたため現在の場所に
小野中道商店街の1部の商店主が移動して商売を始めたそうです。
小野中道商店街には寄席「大安亭」の他に映画館「大黒館」があり大いに賑わって
いたそうです。
大安亭市場の基本情報
住所:神戸市中央区八雲通5丁目4-17(大安亭市場協同組合)
TEL:078-221-5641
公式HP
昭和55年(1980)旧葺合区と旧生田区が統合され中央区となっていますので、
1980年以前の大安亭市場は葺合区に属していました。
それでは大安市場の写真を紹介していきます。
上の写真は南側入口の大安亭市場アーケードです。
平和のシンボル「はと」の絵と大安亭市場のシンボルマークが目立ちます。
上の写真は北側入口の大安亭市場アーケードです。
紅色のアーケードの上に南側と同様、平和のシンボル「はと」の絵と大安亭市場の
シンボルマークが書かれています。
上の写真は大安亭ロダンの狸として知られている狸像です。
現地の説明板より狸の謂れについて引用させていただきます。
葺合のむかしむかしの楽しい話。
そんなお話の主人公が
ひょっこりここにやってきました。
これは民話「ロダンの狸」に登場する狸です
「大安亭 ロダンの狸」
芝居が大好きな「たぬき」がいた。
みなが、この「たぬき」の
芝居がうまいという。
「たぬき」もそう思っていた。
ある時、大安亭の小屋で、
自分の実力を知り大変なショック
それからの、この「たぬき」
血のにじむ修業をし、
「大安亭のロダン」と呼ばれて
立派な役者に成長した。
ロダンの狸は「頑張りの神様」「大願成就の神様」として大安亭市場の商店主の皆様にも
支持を受けてこの商店街のシンボルにもなったのだろうと推測します。
葺合の民話にはロダンの狸の他にも下記のような民話があります。
詳細はこちらのサイトへ。
http://www.kobeyaku.org/chuyaku/omake/
花の妖精 絵本. 三宮の駅のすぐ横の商店街はあじさい通り商店街(旧三宮駅東問屋街)
民話の里 葺合 花の妖精 (小生のBlog)へのリンク
おイネ狐の話 二宮神社とそのすぐ近くにある二宮市場のお話です。
こくがのとげ抜き石 絵本. 葺合がまだ布敷きの郷(ぬのしきのさと)と呼ばれていたころのお話
こころやさしい天狗 紙芝居. 葺合センター街通りにある「中村八幡神社」が舞台?
かすがの坂の気のいいナマズ 絵本. 筒井村の西の外れ、今のかすがの坂が舞台
かすがの坂の気のいいナマズ 紙芝居. 筒井村の西の外れ、今のかすがの坂が舞台
五郎太の木 春日野道商店街近辺でのお話
市の猫 紙芝居. 中西市場のお話
出っ張り石の恩返し 大日六商店街
筒井舞 紙芝居. 大日商店街の北側にある筒井八幡神社が舞台
なでしこJAPANを応援する大安亭市場の人達が作成したおめでとうのメッセージ。
8月10日から8月15日には銀メダル獲得祝賀セールが行われました。
上の写真は大安亭市場の中の様子です。
上の写真は講演会の会場となったコミスタこうべです。