金閣寺(鹿苑寺) on 2012-9-5&2012-5-29 |
金閣寺(鹿苑寺)の基本情報
住所:京都市北区金閣寺町1 TEL:075-461-0013
宗派:臨済宗相国寺派 山号:北山 本尊:観音菩薩(方丈)
開山。開基:足利義満、夢窓疎石
公式HP
国土地理院の2万5000分の1の地図で金閣寺の位置を示しておきます。
中央の経緯度 北緯35度2分22.1秒 東経135度43分43.8秒
+印が金閣寺(鹿苑寺)の位置です。
金閣寺(鹿苑寺)の概要説明 By Wikipedia
鹿苑寺(ろくおんじ)は、京都市北区にある臨済宗相国寺派の寺。
舎利殿「金閣」が有名なため金閣寺(きんかくじ)と通称される、
相国寺の山外塔頭寺院である。
寺名は足利義満の法号・鹿苑院殿に因む。山号は北山(ほくざん)。
寺紋は五七桐。足利義満の北山山荘をその死後に寺としたものである。
建物の内外に金箔を貼った3層の楼閣建築である舎利殿は室町時代前期の
北山文化を代表する建築であったが、1950年(昭和25年)に放火に
より焼失し、1955年(昭和30年)に再建された。1994年(平成6年)
にユネスコの世界遺産(文化遺産)「古都京都の文化財」の構成資産に
登録されている。
上の3枚の写真は最も有名な舎利殿です。
1層は寝殿造風で「法水院」(ほっすいいん)と称し、中央に宝冠釈迦如来像、
向かって左に法体の足利義満坐像を安置する。
2層は書院造風(武家造)で「潮音洞」(ちょうおんどう)と称し、
岩屋観音坐像と四天王像を安置する。
3層は禅宗様の仏殿風で「究竟頂」(くっきょうちょう)と称し、仏舎利を安置する。
鏡湖池を中心とした庭や池に映し出された舎利殿(金閣)も見ものです。
上の写真は陸舟(りくしゅう)の松。バックは本堂(方丈)。
方丈北側にある足利義満手植えと伝えられる松。京都三松の一つ。
京都三松の他の2つは宝泉院の五葉松と善峰寺の遊竜松。
上の写真は鐘楼。
上の写真は金閣寺の鎮守である 春日明神を祀った古廟榊雲(しんうん)です。
上の写真は銀河泉。足利義満が茶の水に使用したそうです。
さらに進むと「巌下水」、「龍門の滝」、「安民沢」などがあります。
上の写真は「白蛇の塚」です。白蛇は弁財天であり家業発展の意味があります。
鹿苑寺が西園寺邸であった頃の遺構です。
上の写真は茶席「夕佳亭(せっかてい)」です。
金森宗和(金森重近/1584 ~1656)が設計した茶室で数奇屋造りの典型的な
建物である。現在のものは明治7年(1874)の再建。
夕方に金閣が非常に美しく見えることから「夕佳亭」という名前が付けられた
そうです。
夕佳亭の正面にある床柱は有名な「南天の床柱」です、茶席に南天が使われる
のは珍しく有名になりました。(下の写真を参照してください)
茶室の手洗鉢は足利義満公伝来のものだそうです。