平成の大修理中の平等院鳳凰堂 on 2012-12-23 |
撮ってきましたので紹介します。
我が生まれ故郷宇治市には毎年、年末に訪問しています。今年も訪問することが
出来たことに幸せを感じます。
上の写真は観音堂前の藤棚付近から撮った平等院鳳凰堂です。
上の写真は鳳翔館の入口付近から撮った工事中の平等院鳳凰堂です。
2012年9月から平成大修理のための足場工事が進められ1本300Kgもある
丸太が約5,000本も使用され9月初旬から約2ヶ月で組み立てられ10月25日に
報道各社を呼び報道された。
その後、木組みに鉄板の屋根を取り付け、まわりにシートを張った状態になった。
(上記のような写真の状態)
今後スタートする修理では瓦を全面的にふき替え、内部を除く壁面や柱を赤色に塗り直す。
屋根にそびえる鳳凰と宝珠には金メッキを施す。当時の彩色を再現するため、
調査で判明した塗料を使う予定だそうである。
完成予定は平成26年(2014)3月末で、工費は約4億円。
当日11時より、浄土院の前で神居文彰住職の法話があり聞いてきました。
また、工事中に鳳翔(ほうしょう)館にて、国宝の仏画「日想観図」が、
1053年の創建以来初めて一般に公開されており観てきました。
金沢美術工芸大学の研究チームが、別の専門家による科学調査の成果から制作した
復元模写も展示されており、描かれている内容を理解できた。
日想観は、沈む夕日を見て極楽浄土を思い浮かべる修行。鳳凰堂西側の扉2枚
(ともに縦約2.6メートル、横約1.2メートル)には、左に海に沈む夕日、
右に山々や仏堂が描かれている。
詳細はこちら「平等院鳳凰堂の扉に描かれた大和絵「日想観図」を完全復元」
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