三木市散策記 on 2013-2-3 その7 丸一・仲嶋稲荷社 |
写真(撮影2013-2-3)を紹介します。
丸一・仲嶋稲荷社は略称で丸一稲荷社と呼ばれているようです。
過去の三木市訪問記は下記のとおり
第1回 三木市散策記 on 2013-2-3 その1 本要寺
第2回 三木市散策記 on 2013-2-3 その2 光明寺
第3回 三木市散策記 on 2013-2-3 その3 立石の道標と下津の道標
第4回 三木市散策記 on 2013-2-3 その4 稱念寺(称念寺)
第5回 三木市散策記 on 2013-2-3 その5 ひめじ道と土蔵群・町屋
第6回 三木市散策記 on 2013-2-3 その6 中町・丸一の洗濯場
上の写真が丸一・仲嶋稲荷社です。
正確に表現すると、丸一・仲嶋稲荷社(右の祠)、秋葉大権現(左の祠)
現地の説明板より引用させていただきます。
言い伝えによりますと、明治20年頃、この地域に火災が頻発して、町民達は
恐怖に震える毎日でした。占いの結果、高木堰あたりに「御神体」が流れ着いて
いるとの御神託(神のお告げ)があり、これを探索したところ御神体が発見され、
それを祀られたと伝えられています。
丸一稲荷(男神)・仲嶋稲荷(女神)が合祀されています。
稲荷社の向かって左側に「秋葉大権現の社」があります。静岡県の秋葉大権現社
から勧請され、稲荷社と同時に創建されたと伝えられています。
当時町内より選ばれた数名の若者が旅に出て、天竜川沿いを昼夜北進して秋葉山
に参詣し、御神体を捧げつつ辛労の長い旅を重ねて帰ったと伝えられています。
金物のまち三木では12月8日(元々は旧暦11月8日)にふいご祭りが行われます。
金物職人が早朝町内の稲荷社をいくつかお参りする行事ですが、そのお迎えを
この丸一神社では今も続けられています。
毎年7月に行われる夏祭り「まるいったん」ではずらりと露店が並ぶお祭りが
行われているそうです。
稲荷信仰を開いたのは応神天皇の頃に渡来した有力豪族の秦氏で祭神は
「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)で保食神(うけもちのかみ)の別名もある。
平安時代に真言密教と習合し稲荷信仰となり全国に広がった。
殖産興業の神として参拝者も多い。
全国の総社は伏見稲荷大社である。
小生のBligより伏見稲荷大社関連の記事にリンクしておきます。
伏見稲荷大社の境内にある荷田春満(かだのあずままろ)の旧宅