世界と競うiPS細胞特許のいま |
担当されている高須 直子氏(京都大学iPS細胞研究所 知財契約管理室長)が
医学書院のサイトに寄稿されています。
覚えのためにメモしておきます。
サイトのアドレスは下記のとおりです。
第3015号 2013年2月18日
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03015_02
米国ベンチャー企業のiPierian社がBayer社から譲渡を受け保有していた特許(Bayer特許)
の請求内容が,われわれ京大の請求内容と酷似していたことから2010年11月に米国に
おいて,両特許間で発明日を争うための係争に入る寸前の状況となった。
この問題を京都大学とiPierian社がWin-Winの関係で解決できたことの経過など
苦労話を交えて語られています。
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