宇治市歴史資料館で企画展「発掘ものがたり2013」はじまる |
期間は2013年3月23日から6月9日までです。
1万年前の石器から昭和20年の陸軍機関銃銃弾帯までの
宇治の歴史を、各時代を特徴づける発掘出土品約200点で展望する。
石器や土器、平等院鳳凰(ほうおう)堂の瓦、江戸時代の茶器など約200点を展示。
平安時代建立の白川金色院跡から見つかった経塚の埋葬品39点を今回初めて一挙に
公開している。
白川金色院は康和4年(1102)に藤原頼通の娘・寛子(後冷泉皇后)が創建。
経塚にはハスの花をかたどった装飾のある
中国製の白磁の化粧道具などが収められており、貴族の優雅な暮らしをしのばせる。
室町時代中期の「金色院御堂再興勧進状」によれば、室町中期の長禄4年(1460)
盗火によって焼失したが、ただちに再興「白川16坊」と言われる大寺院に発展したと云う。