ゲノム解読から明らかになったカメの進化 |
起源が近いことが、理化学研究所の発生・再生科学総合研究センターの入江直樹氏や
倉谷滋GD、東京医科歯科大、国立基礎生物学研究所(NIBB)、中国ゲノム研究機関BGI、
英国ウェルカムトラストサンガー研究所、欧州バイオインフォマティクス研究所、
デンマークコペンハーゲン大学らをはじめとする国際共同研究グループになどの
国際共同研究グループによる全遺伝情報(ゲノム)解読でわかった。
2013年4月28日付の米科学誌ネイチャー・ジェネティクス(電子版)に発表された。
発表された内容は下記サイトで見れます。
http://www.nature.com/ng/journal/vaop/ncurrent/full/ng.2615.html
上記サイトでPDFでも見れます。
題目は「The draft genomes of soft-shell turtle and green sea turtle yield insights into the development and evolution of the turtle-specific body plan」
日経、毎日、産経、神戸新聞をはじめ新聞各紙で報じられた。
理研からの記者発表資料が一番判り易いのでリンクさせていただきます。
http://www.riken.go.jp/pr/press/2013/20130429_1/
2013年4月29日の朝6時台のNHKニュースでも下記のように報じていました。
従来、爬虫類のトカゲやヘビに近いとされている説が有力であったが、今回の研究成果で
ワニ・トリ・恐竜のグループと約2億5千万年前に分かれ進化した。
2億5千年前の生物大絶滅の時期にカメは「主竜類」から分化。
特異な形態を持つカメも脊椎動物の「基本設計」を守りながら進化
実験で使用されたカメはスッポンとアオウミガメでカメの血液から2年かけて
ゲノム解読を行った。
また、爬虫類で初めて哺乳類を上回る数の匂い受容体を発見、陸上動物最多クラスで
臭覚受容体の数がイヌの811個より多い1,137個持っておりカメ(スッポン)の嗅ぎ
分ける能力が哺乳類より高い。
動物の進化の過程をまとめた小生のBlogも参照ください。
地球の生命の起源と進化過程
コメントありがとうございました。
著作権についてきちんと調査した結果ではありませんが
テレビ画面からの写真は出所を明らかにしておくことと
全部ではなく半分以下のコピーであれば
引用と解釈されるため許容されると考え続けています。
肖像権についてはメディアと本人が公開を同意していると考えており問題ないと思っています。
厳密な解釈で、過去に判例があり問題がある場合は
中止せざるを得ません。
ご指摘に感謝致します。
ご丁重なコメントありがとうございました。
ご指摘のとおりのアクションをとりました。
宇宙138億年のことを考えたり、地球46億年のことを考えたり、700万年前にアフリカでチンパンジーから人間に進化したり5,300年前のアイスマンがイタリアとオーストリアの国境のアルプスで見つかり解凍して分析したらいろんなことが判ったりで進化、宇宙、地球、人間みんな興味があり少しでも理解できたら楽しいだろうなと感じています。
いりえ様も良い環境の職場で面白く研究をされているのでは?という印象があります。私の場合は定年前はリストラの執行など面白くない仕事をやらざるを得ない場面に出くわし仕事に疑問を感じることも経験しました。
今はリタイヤーをして好きなようにできることが幸せと感じています。