JR御着駅周辺散策記 その14 孫太夫墓 on 2013-9-28 |
撮影日:2013-9-28
孫太夫墓は明治30年(1897)見野村の人々が孫太夫を偲んで建立されました。
設置場所は姫路市四郷町見野11に所在の四郷大年神社の南の墓地内入り口近く
にあります。
上の写真が姫路市四郷町見野の孫太夫墓である。
正面に「四郷湯元祖孫太夫墓」と刻まれています。 法名は釈浄海居士
湯は水の意味。
2013年8月5日の神戸新聞姫路版「はりま伝説夢物語」に孫太夫の墓が掲載
記事から要約して紹介します。
「孫太夫は江戸時代初期に人で見野(姫路市四郷町見野)に生まれ若いころは姫路藩士
の召使いをしていたが主人への勤勉な奉公ぶりが認められついに武士にとりたてられた。
ある時孫太夫は藩主に認められ、望みの褒美をやろうと言われた時、四郷が水不足で
困っていることを言及四郷に水を引導して欲しいと願い出た結果、一本松から山脇、坂元
の東を通って見野に流れていた用水路を付け替え見野への用水路が完成した。
ところが水路が変わったため一本松が水不足となった。
孫太夫に恨みをもった一本松の住人によって正保4年(1647)命を奪われた。
伝説ではあるが見野にとって恩人である孫太夫が死んだ年に一本松で疫病が流行、
たたりを恐れた村人は祠を建てて孫太夫を祀り霊を慰めたと伝わっているそうです。」
姫路市のHPでも紹介。紹介のサイトは下記。
http://www.city.himeji.lg.jp/jinkensoumu/mino/tayori/250805_kobe.pdf
上の3枚の写真は姫路市四郷町見野の大年神社です。
今年の秋祭りが10月15日にあったようでその紹介記事にリンクさせていただきます。
121121-1201さんのブロク
姫路の秋祭り【姫路の神社NO.83】大年神社(四郷町)・2013年10月15日
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